死ぬまでDATURAを貫いてやる
21の最後に出所し、仲間に頼んで曲作った。出所して2ヶ月で東京のブエノスでライブをしたんだけど、何かが違う。もっとリアルが欲しい。それから地元のラップしてる連中に声をかけて自分が本当にやりたい音楽を探し始めたーー。
そして俺は東京で3度目となる逮捕。その詳細は実話ナックルズに書かせてもらった通りだ。
この原稿は東京拘置所で書いているが、きっと読者のみんながこの記事を読んでいる頃、俺は日本どこかの刑務所へ入っている。刑期は2年7ヶ月。
俺はラッパーとして判決を受けるし、後悔はしていない。俺は死ぬまでDATURAを貫いてやる。だから獄中でもシャバに戻ってもラッパーとしての責任をすべて考えて生きていくつもりだ。だからこの〝お勤め〟もラッパーとしての仕事だと思っている。
〝DATURA〟今はそう呼ばれている 本名はサカモトリョウ 今年で23歳になった オレの仕事は今まで見てきた 綺麗なこと汚いことを すべて曲にして歌うこと、それがラッパーだから。
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