【瓜田速報】東久留米メッタ刺し事件 謎の犯行動機を読み解く

【瓜田速報】東久留米メッタ刺し事件 謎の犯行動機を読み解いてみる

瓜田純士

うりた・じゅんし。1979年、新宿歌舞伎町に生まれる。少年期を不良として過ごし、10代を暴力団に捧げて、獄中に。懲役で物書きに目覚める。著書に『ドブネズミのバラード』等多数。『遺書~関東連合崩壊の真実とある兄弟の絆~』がベストセラーとなる。地下格闘技やTHE OUTSIDERにはアウトローのカリスマとして参戦していた。現在、瓜田夫婦のyoutubeが話題沸騰。瓜田夫婦 第二弾「Allba della Sicilia~シチリアの夜明け~」

母親をとられたから?それとも疎外感?

年の瀬は、火事にタタキ(強盗)にクスリに刃傷沙汰と、凶悪事件がラッシュするね。先日の山口組の抗争、横須賀でも男数名が乱闘してひとりが死んでしまうなんてニュースも。

怖いね、全く。

俺が興味深いのは、東京・東久留米で会社員の男性(55)が刃物で惨殺された事件だね。その男性の内縁の妻の息子(28)が強盗殺人の疑いで逮捕されたわけだけど、刺した箇所は70にも及んだというから陰惨としかいいようがない。

この事件はまだ色々と見えてないことが多すぎてこれからの調べで明らかにされてくんだろうけど、70箇所だよ? 半端じゃないね。

被害者と暮らしていた内妻の女性は娘とイタリア旅行に行ってたって話だけど、もしかしたらその長男だけほったらかされていたとか、何か愛情不足が原因の事情があったのか。容疑に強盗ってついてるけどそれは刺した男が、行きずりの強盗犯が殺した風に見せかけるための偽装工作で、実際はただひたすら刺して斬り付けたみたい。

これは当然”恨み”だろうね。

どれだけ腹が立ったって、心臓刺して相手の息の根を止めればそこで完結するようなもんだけど、そこから何十発もやるなんてのはまあ”怨恨”だよ。母親の愛情をとられたことへの復讐か、母や妹へ注がれた愛情や金銭の援助がこの倅にだけは一切なかったとか、なにか複雑な事情があるんだろうね。

もしくはこういう見方もある。

その母親がかねてから被害者の男からDVを受けていて、その苦しみを長男に告白。長男は優しくて、母の為に殺害を決意、母と妹を海外旅行に行かせて、その間に犯行に……。

あれこれ考えられるけど、本人が語らなければなにもわからないね。若くて精神的に未熟だと家族間や近しい人間関係で、まして金銭がからんだりすると平気で人を憎んだり出来る。他人でない分甘えれると思い込み、金を貸してくれ、と頼んで断られるとなぜか腹が立ってしまうものだ。

コメントをどうぞ 1 件のタレコミ

  • M16はアサルトライフルとか突撃銃とか自動小銃という。機関銃は大まかにいうと置いたり設置したりして使う威力が高い連射可能な銃。

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