【大麻逮捕】世間では不評でも”カリスマ国母”いったい何故?

密輸の裏事情

しかし、大麻での逮捕は事実であり、本人が密輸を認めている。これには若いボーダーからも「スノボに悪印象を与えるのでガッカリ」という声がないわけではない。それでもライターは「彼は接していて『うっせーな』と言う人でもないし、家族や友人を大事にする感じの良い人間。だから仲間はみんな彼をかばう」とフォローする。

「その仲間から聞こえてきているのは、大麻ワックスの密輸は何か事情があったんじゃないかって見方です。友人で大量の大麻を紛失したのがいて、その穴埋めをするためだったとか、オリンピックなど目指してる仲間のリスクを肩代わりしてたとか、友情が背景にあるに違いないって」

さすがにここまでの話になると苦しい擁護にしか見えないが、国母が「営利目的」を否認しているため、少なくともその主張を信じたい向きは多いようだ。
たしかに前出ボーダーが言っていたとおり、国母はアディダスなど多数のスポンサー契約があり、本人がテレビ番組で「年収1億円はいかないほど」と豪語していたセレブだ。

「ワックス57グラムでは少し値を上げてバラ売りしても売り上げ200万円にもならないはず。それを共犯者と折半したら数十万でしょ。仕入れ値を引いたらいくらも残らないでしょ。国母さんがやる仕事としては安すぎる」とボーダー。このあたりは今後の捜査でハッキリしてくるだろうが、もし営利目的だと「罪は重くなる」と専門家。

「通常の所持では5年以下の懲役ですが、営利目的だと7年以下。証拠が揃っていたのに否認したり無反省と見られた場合は、量刑が重くなることもあります。初犯は有罪となっても執行猶予3年が付くことが多いですが、所持量が多く営利目的だと実刑になる可能性もあります」(千葉県内弁護士)

量に関してはすでに証拠があり、もし営利目的であった場合は反省姿勢も重要となるから、今回ばかりは「うっせーな」の“国母スタイル”は得策ではなさそうだ。ただ、ボーダー仲間や前出ライターからは「あのカリスマ国母さんが自分流を曲げたるわけがない」との期待もあり、捜査の行方とともに国母の態度も注目される。(片岡亮/NEWSIDER)

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