【検証】安倍元首相銃撃事件 旧統一教会はマスコミのタブーなのか なぜ最初に教団名を伏せた?

【検証】安倍元首相銃撃事件
旧統一教会はマスコミのタブーなのか なぜ最初に教団名を伏せた?

「1日3万回以上の無言電話攻撃」の過去

あまりに悲惨過ぎる歴史的大事件となった、安倍晋三元首相(享年67)銃撃事件。

事件から2週間ほど経った現在も、連日ワイドショーなどではこの事件を取り扱っているが、最近のトレンドは旧統一教会への猛バッシングキャンペーンだ。

「局や番組によって差はあるが、特にテレ朝『モーニングショー』や読売テレビ『ミヤネ屋』などは、著名な対カルト弁護士や元信者のジャーナリストなどを連日投入し、1時間近い長尺で放送する力の入れよう。まるで『旧統一教会が事件の要因』と断定したような報じ方に、教団側もクレームの声明を発するも、聞く耳を持たない強固な姿勢を示している」(情報番組プロデューサー)

しかし、気になるのは、山上徹也容疑者(41)が逮捕されてから数日の間、各マスコミは『ある宗教団体に強い恨みを持つ容疑者が、教団と関わりを持つとみられる元首相を襲撃した』というように、教団名を伏せて報じていた件だ。

その後、供述内容の詳細が各方面で報じられると、ネットニュースやSNSでは有識者を中心に『これは統一教会で間違いない』という記事や投稿で溢れかえる事態に。

『テレビ局は、教団や、教団と少なからず関わりがあった元首相や政府に忖度しているのか』と、民衆の怒りのボルテージが高まるなか、教団側が会見を開いた。

「旧統一教会が力を持っていたのは今から10年以上前迄の話。ここの所は内部分裂をくり返し、教団はかなり弱体化している。もちろん政府に対しては多少の忖度はあったが、教団会長のあまりにデタラメだらけの会見に業を煮やした各番組が『さすがにこれは許せない』と反目する弁護士やジャーナリストを連日投入し “教団叩き” をスタートさせた」(同前)

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