「だるま女AV」が実在!?

マニアがひそかに撮影?

だるま女AVが実在した

卑劣すぎる撮影手口

「マニアの中だけで高額で取引されてるもので、ナンバリングもされてます。流出は絶対にナシですよ」
そう言って、小さく番号が書かれたシールを貼った真っ白なDVDを差し出すのは、古岩良太氏(55・仮名)だ。
騒がしい居酒屋で、隣のテーブルでは大学生と思われる男女が合コンらしきことをしている。こちらの会話を気にする客は誰もいない。
古岩氏は口元に笑みを貼り付かせ、目尻に何本ものシワがよりずっとニヤニヤしているように見える。
「ちょっとした欠損なんて少女趣味レベルじゃ、今時興奮しないでしょ。片手片足がない子も多少はいますが、メインは四肢が全て無い子たちです。あとは精々楽しんで下さい。今回は特別に原価でお譲りしますよ。普通はゼロ一つ違いますから」
古岩氏はそう言うと、トイレへと席を立った。欠損が少女趣味なのか、そもそも興奮の対象になる気持ちも理解できない。
金を払っても、実は古岩氏の言うことは全て嘘で、実際中に入ってるのは適当な映像かもしれない。そんなことを色々考えながら、古岩氏が戻ってきたら入手経路の確認だけはしなければと自分に言い聞かせる。
「もちろん具体的なことは言えないですが、今はSNSの時代でしょ? 前よりも簡単に情報共有ができるようになった。
例えば、どこどこ県に何歳の時に交通事故で四肢を失った女の子がいる。そういう情報をくれる人が全国各地に一定数いるんです。そこから少しずつ接触を試みます」
古岩氏が淡々と話を続ける。ここまででも中々気持ちのいい話ではないが、もっと衝撃なのは、「どうやって接触するのか」と訊ねたその答えだった。普通に考えて、四肢を失い、心身ともに負った傷も大きいのに、接触したからと自身のセックス動画を売り物にされるのを快諾する女性がいるとは思えない。
「恋人にするには責任を伴うし、彼女たちは女として扱われることを求めてます。優しくすればセックスまで持ち込むのはそう難しくない。あとは撮影したところで……。だって、バレても彼女たちはどうやって止められると思います?」
古岩氏の言葉の意味がわかり思わず絶句してしまう。渡されたDVDには、氏の言葉を実証する映像が確かに映されていた。

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