【瓜田速報】日本にカジノ 「ギャンブル依存症」は増えるのか

【瓜田速報】日本にカジノ 本当に「ギャンブル依存症」は増えるのか

瓜田純士

うりた・じゅんし。1979年、新宿歌舞伎町に生まれる。少年期を不良として過ごし、10代を暴力団に捧げて、獄中に。懲役で物書きに目覚める。著書に『ドブネズミのバラード』等多数。『遺書~関東連合崩壊の真実とある兄弟の絆~』がベストセラーとなる。地下格闘技やTHE OUTSIDERにはアウトローのカリスマとして参戦していた。現在、瓜田夫婦のyoutubeが話題沸騰。瓜田夫婦 第二弾「Allba della Sicilia~シチリアの夜明け~」

歌舞伎町で不良がハマっていたけど

ギャンブル依存症が本格的に病気と認められて、保険が適用されるらしいね。

厚生労働省の調査では、ギャンブル依存症の治療を受けている外来患者が4000人近いって何かで目にした。自覚症状がなくて治療を受けていない依存症の人は、今日も日本中のパチンコ屋や競馬、競輪、競艇場に溢れてるよ。煙草吹かした機嫌の悪いおばちゃんや酒臭いおっさんに混ざって、若者までスロットの景品交換所に並んでいる。

歌舞伎町や池袋、上野なんかにはインカジも充実しているけど、昼間から夜中までそこに居座る職業不詳の連中は間違いなくギャンブル依存症だよ。

そんな中で、いよいよ日本にもカジノが出来るってことで、今からカジノにどっぷり浸かる人たちの”ギャンブル依存症”が心配されてるけど、俺の予想ではカジノで人生ダメにする奴は僅か数パーセント以下だと断言出来る。現状、日本のカジノには日本人は入れないとか、使える金額を制限するとかって案が出てるけど、制限なく遊べると想定しても、だ。

遊戯は数あるが、それぞれのファンや趣味趣向がある。

パチンコ好きにスロット派、賭けマージャン好きに賭けゴルフ好き、競馬好きに競輪好きって具合に。そいつらはギャンブルが好きと言うよりも、

「パチンコが面白い」「競馬にはドラマがある」

ということで、その遊戯が好きでハマっているだけで、例えばパチンコ好きはスロットをやらないし、競馬好きがインカジに行くことは少ない。だから派手なカジノが目の前に現れたところで、いつもどおりに近所のパチ屋か競馬場に足を運ぶんわけだ。

昔は歌舞伎町で10円ポーカーが大流行していて、何時間も電子ポーカーを叩く先輩たちが何人もいた。みんなおけらになって暗くなってから、

「飯食う金もねぇな」

なんて良く言ってた。

俺はジャックポットってのにハマって大変だったね。4人や8人が同時に椅子に掛けて、スロットマシンのようなものを回すんだけど、画面にチェリーやレモンを揃えると大当たりで、一緒にプレイしていた人数がマシンに散々金を入れてその金額が大きく表示されてるんだけど、みんなの掛け金が、大当たりを出したマシンのプレイヤーに全部落ちるってルールで、200万円ぐらいになる。

Leave a Reply

Your email address will not be published.