【瓜田速報】歌舞伎町「ヘッドロック死亡事件」は正当防衛か

【瓜田速報】歌舞伎町「ヘッドロック死亡事件」は正当防衛か

瓜田純士
うりた・じゅんし。1979年、新宿歌舞伎町に生まれる。少年期を不良として過ごし、10代を暴力団に捧げて、獄中に。懲役で物書きに目覚める。著書に『ドブネズミのバラード』等多数。『遺書〜関東連合崩壊の真実とある兄弟の絆〜』がベストセラーとなる。地下格闘技やTHE OUTSIDERにはアウトローのカリスマとして参戦していた。現在、瓜田夫婦のyoutubeが話題沸騰。瓜田夫婦 第二弾「Allba della Sicilia~シチリアの夜明け〜」(https://youtu.be/GS0KJOl8jcs

暴れた被害者を
どのように「押さえつけた」のか

歌舞伎町のスナックでその事件は起きた。

隣に居合わせた男性にヘッドロックを10分間かけていたらそのまま帰らぬ人になってしまったのである。

傷害容疑で逮捕された香川真志容疑者は、店内で酔っぱらった被害者の伝田岳人さんに絡まれ、髪を引っ張られたりしたところをヘッドロックを掛けて抑え込んで制止しようとしたみたいだね。

ところがこのヘッドロックがまずかった。10分も頸動脈を止めたらそりゃあ酒が入ってなくてもまずいよ。聞いた時は驚いたよ。俺は今でこそ酒を辞めてるけど、昔は大変な酒乱であちこちの飲み屋でトラブルを起こしていたし、また、自分が大人しく飲んでいても酒の席ではそうはいかず、別の酔っぱらいが騒げば喧嘩沙汰にだってよくなった。この加害者と被害者が既婚者かどうか知らないが、こんなことで死んでしまったり、人生を棒に振るなんてあまりにもお粗末すぎるよ。

俺なりに現場を再現してみたけど、被害者が最初に暴れたとして、店には他の客や店のママやホステスもいただろう。収まりそうにない被害者の振る舞いを見かねて立ち上がったが、さすがに顔面を殴るのも引けるし、羽交い絞めしても力で負けるかもしれない、仕方なしにヘッドロックを掛けた。小学生の時に友達によくかけていたのを思い出して力任せに絞めてそのままでいた。離せばまた暴れてすぐに自分にも危害が及ぶことを想定して……。

こんなとこだろうが、この「再現」が現場であったらば店のママや居合わせた客の証言や嘆願書があれば、正当防衛は十二分にあり得るだろう。今は傷害罪の容疑だけど、後には傷害致死に切り替えられる。傷害致死で起訴されても情状酌量で3、4年とかで済むだろうが、過剰防衛と認定されればもっと早く済む可能性もある。あくまでも加害者の証言が本当だったらの話だけどね。

コメントをどうぞ 1 件のタレコミ

  • さんちゃん says:

    被害者だとされる身長180こえの傳田岳人には20年前、自分も絡まれたことがあり
    この事件と同じく自分も髪を引っ張られ、おれを誰だと思っているんだよ。このやろう。と言われつづけながら蹴られたことがあり、このニュースを聞いたときは、嬉しかった。これが正当防衛じゃなかったら、自分を守ることは出来ない。

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