【瓜田速報】頻発 殺傷事件「刃物を持つ前に知って欲しいこと」

【瓜田速報】頻発する殺傷事件
「刃物を手にする前に知って欲しいこと」

瓜田純士
うりた・じゅんし。1979年、新宿歌舞伎町に生まれる。少年期を不良として過ごし、10代を暴力団に捧げて、獄中に。懲役で物書きに目覚める。著書に『ドブネズミのバラード』等多数。『遺書~関東連合崩壊の真実とある兄弟の絆~』がベストセラーとなる。地下格闘技やTHE OUTSIDERにはアウトローのカリスマとして参戦していた

腹をくくったヤツは本当に厄介だ

令和に入ってから最悪だね。平和なのはメディアに創り上げられた虚の部分だけで、現実は切った張ったのヤバい事件ばかりだよ。
数日前、新宿の抜け弁天ではホストが女にメッタ刺しにされる殺人未遂事件が起こり、そのすぐ後には名古屋の繁華街・錦のど真ん中で不良が男をバールと包丁の二刀流で滅茶苦茶に刺して殺した。そして28日、川崎の登戸で頭のイカれた野郎が私立のカトリック系の女子小学生を刺しまくって、大人含めて2人死んで、10数人が病院に担ぎ込まれる最悪な惨事が起こった。その夜には、埼玉で刃物振り回して警官に突っ込んだ男が発砲されて死んだなんてニュースも入った。
中でも川崎の殺傷は本当に酷い。まだ小学生なのにな。
トランプがたまたま訪日してる時で、安全・平和を世界にアピールするポジティブキャンペーンの流れは潰される形になった。これを機に要らぬ兵器や銃器なんかアメリカから買わずに、もっと防犯に金を使ってほしいね。こういった事件が起こった時に、どう対処するべきか、なんてのはワイドショーで議論されてるから、ここではどうしてそんな犯行に及んだのか、を考えてみよう。
よく、肚を括る、肚決めるなんて言うけど、覚悟した奴等は結構厄介で、行き着くとこまで行こうとする。殺そうと肚を決めていたら、とどめを刺すまでやめたりしない。
新宿抜け弁天のホスト殺人未遂と名古屋の殺人は痴情の縺れと言うか、男女の話みたいだね。女は男を愛しすぎて、他の女に行かれたくないから男を殺して自分も一緒に死のうとした。名古屋の事件はネットなんかじゃ、刑務所に服役中に他のヤクザに女を寝取られた、なんてことが書かれてる。実際のところはまだ不明だけど、シャブでも入ってれば男女が何するかは察しが付く。その勘繰りと怒りで辛い懲役を過ごし、娑婆に出て真っ先に犯行に及んだ、そう考えることは、俺にはできる。

Leave a Reply

Your email address will not be published.