【決定的証言】伝説の「歌舞伎町五人衆」はじめて実名で語った

【決定的証言】「闇の権力者」「関東連合の黒幕」
と呼ばれた男たちが実名で語った
歌舞伎町五人衆の真相 工藤明生×藤井学

カネとおんなと暴力

「歌舞伎町五人衆なんて呼ばれてたこと、まったく知りませんでした」
ふたりは口を揃えていった。
歌舞伎町五人衆のことは、東京裏社会を少しでも知っている人物ならば一度は耳にしたことがあるだろう。ネットでは「総勢500名の巨大組織」「関東連合の黒幕」「某女優を愛人にしている」などと囁かれる”闇の集団”である。
これまでその名前だけがひとり歩きしていた中心人物のふたりが、工藤明生と藤井学だ。
「闇金をはじめた頃はとにかく儲かりましたね。だから歌舞伎町で派手に遊んでいたのは事実です」
工藤はこう証言する。巨額のカネを稼ぎ出していたのは藤井も同じだった。
「自分は月2億がマックスでしたね。とにかく目立ちたかったんで」
2000年代前半、歌舞伎町に巻き起こった闇金ブームのなかでふたりの名前は広まっていた。そこにはカネとおんな、酒とギャンブル、そして暴力が渦巻いていた。
工藤は言う。
「歌舞伎町五人衆という名前がいつ頃つけられたのかは分かりません。でもなぜそう呼ばれるようになったのか、今考えればわかるんです」
はたして歌舞伎町五人衆とは何だったのか。すべてはつくられた話だったのか。今も語り継がれるアウトロー伝説の真相を探った。(詳細は12月29日発売『実話ナックルズ』2月号にて)

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