『当該商品は、ユニバーサル ミュージックが独自に企画立案し、制作、そして発売を弊社の責任・管理下のもと、進めていた作品となります。今回問題となった【UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤】の付属グッズは、椎名林檎本人が参画・監修した制作物ではありません。内容およびデザインについては、あくまで弊社が企画検討したものとなります』(当該公式サイトより)
と、なんとも物騒な雰囲気のコメントだが、要は悪いのはすべてレーベル側で、椎名には一切『悪意も落ち度もない』というもの。
しかし、この対応には、ある裏があるという。
「当然、デザインが出来上がった段階で椎名本人やマネージャーがチェックはしているが、単純にデザインの良し悪しか見ていない。まさかそのマークにそんな意味や背景などがあるなど、椎名は知らなかったのでは。それなのにやはり世間の批判は椎名に向いている。椎名の事務所は今回の騒動に『椎名のアーティスト像に深い傷がついた』と怒り心頭で、今後のレーベル移籍を検討しているという話もあり、契約をめぐって裁判沙汰になる可能性もある」(前出関係者)
完全に “レーベルが100%悪い” として騒動からの逃げ切りを図る椎名だが、99年リリースの代表曲『本能』のミュージックビデオ内で、ナースコスプレで歌唱しているシーンはあまりにも有名。
そのナースキャップには、まさに『白十字』が貼られていたが……もしかすると今回の騒動、20年以上前のミュージックビデオの伏線回収劇として仕掛けた、壮大な “自作自演プロモーション” だったのかも。 (狩野 玖太)
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