たしかに、見出しだけで判断すれば、まさに『性加害』や『性描写強要』の記事にも取れる部分がある。
それには、本仮屋の活動内容も影響しているようだ。
「一見、清楚な雰囲気で『芝居でのベッドシーンはNG』と宣言している割には、なぜか写真集やグラビアでは、下着姿など豊満な谷間をあらわにしたエロ路線が多い。そこが彼女の中年男性層からの圧倒的人気の秘密でもあるが、『本仮屋はエロい』という先行イメージが “性” に関する報道と勘違いさせてしまったのかも」(別の映画プロデューサー)
結局のところ、本仮屋の主演映画降板からの休業発表、本当に “性トラブル” は無かったのだろうか。
「本仮屋の役がナンバーワンホステス。制作側も本仮屋のエロ路線を把握していたので『過激な枕営業』なんかの描写が、脚本段階で加わっていた可能性もある。本仮屋の表向きの降板理由は『主演なのに出番が少なく、私がやる必要性を感じない』というもの。もしかしたら『出番も少ないのに、濡れ場だけが話題になる主演なんかやりたくない』ということだったのでは」(同前)
やはり現代は、何かと “性” に関して、より慎重に扱わなければならない時代。
今回の騒動、直接的な性加害トラブルがあったわけではないようだが……昨今の映画界や芸能界の風潮で “性加害” という言葉が、独り歩きしてしまった弊害かもしれない。 (狩野 玖太)
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