しかし、楽屋で無事に初対面を果たし、ほどなく収録が始まると黒柳は終始堂々としていた。
「『怖い』と言ったのは完全なリップサービス。上沼さんの軽快なトークと、黒柳さんの受けのスタイルが見事にマッチした “神回” となった。上沼さんも堂々として見えたが、首筋から胸元にかけてかなりの汗が光っていたので、実は相当緊張していたのでは」(スタジオ関係者)
それもそのはず、大ベテランの上沼が、自分よりも20年以上も先輩の大御所芸能人と絡むことなど、ありえないこと。
しかもそれが初共演の黒柳さんとなれば、表面上はマイペーストークに見えても、内心は穏やかではなかったのだろう。
「終盤には、上沼さんが母親に相談ごとをする娘のようになっていた。コロナ禍で大きく変わった芸能界・テレビ界に限界を感じ引退も考えているという上沼さんに対して、徹子さんが『あなたは面白いのだから続けるべき』と励ましたシーンは、感動すら覚えた」(同前)
結果的には、放送事故などはまったく無く、そして高視聴率を記録。
この共演自体が芸能ニュースとしても大きく扱われ、まさに歴史的初共演は大成功に終わったようだ。
今度は、魔女と女帝がタッグを組んだ、大型特番なども是非観てみたいものだが、果たして実現なるか……。(瀬戸ジーニアス)
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