ジャニーズといえば、“ファンクラブ商法の元祖”ともいわれ、各グループごとに膨大な会員数を抱えている。
各コンサートのチケットを購入するのにも、当然、会員になる必要があるというが、今回のフェスティバル開催の目的は、ファンクラブ向けの禊といった意味合いがあるようだ。
「昨年春から1年以上、配信ライブしかなかったのはコロナで仕方ない部分がある。それでもやはりファンは大きく不満を持っていて、ファンクラブ会員数がかなり減ったとか。ジャニーズからすればそれは一番避けたいことだし、待たせてしまったファンへのサービスとして、どうせなら大晦日の前日も全員集合ライブを開こうとなった」(ジャニーズに近い芸能関係者)
そしてそこには、ある“黒い思惑”もあるようだ。
「チケット代も高額で当然利益が出るし、その日限定のグッズを大量販売しオンラインでも買えるようにするとか。あとは来年に映像作品として発売すれば、そこでも莫大な利益が出る。松潤の演出は、映像にもなっている」(同前)
さすがのジャニーズでさえも、コロナの影響は深刻で減収減益になったという。
『ファンのため』と思いきや、結局は『金儲けのため』なのか……
ジャニーズをかばう気はないが、こればかりは仕方ないのかもしれない。
(瀬戸ジーニアス)
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