たしかに『青空』は、戦争や人種差別をテーマに盛り込んだ重い名曲。
それを意識しすぎたのか、瞳孔が開きっぱなしで焦点も定まらず、今にも泣きだしそうな虚ろな表情の上白石。
歌唱力には定評のある上白石だが、声も震え気味で、体調が悪そうな雰囲気。
「その異様な光景に『目がバキバキ』『萌音ちゃん超怖すぎ』『ガンギマリすぎる』と視聴者が番組名のハッシュタグをつけて一斉にツイート。2曲目の世界中~も、別番組では軽快に歌っていたのに1曲目につられたのか終始苦しそうで、一気に20歳くらい老けたような顔になっていた」(レーベル関係者)
上白石は、出番前に番組公式ツイッターでVTRコメントを出し、『ハッシュタグFNS歌謡祭』でパフォーマンスの感想を求めていた。
出番後に何千ツイートもある『怖すぎる』などの感想を見て、メンタル崩壊していないかが心配であるが、歌番組慣れもしているはずの上白石、なぜ今回はこのような放送事故級の大惨事となったのか。
「女優業も歌手業も真面目すぎるほどに一生懸命打ち込む上白石の、そのたぐいまれな集中力が悪い方に出たのでは。リハの段階ではここまでじゃなかったが、本番で歌詞の世界観もあり、ついつい入り込んでしまった結果では」(同前)
さすが “本業は演技派女優”といったところだが、今回は、その『超怖すぎパフォーマンス』が全国にそのまま放送されてしまった。
コロナ禍の影響で事前VTR収録での出演アーティストも多いだけに、上白石の場合は、そちらの方が向いているのかもしれない。(狩野 玖太)
Leave a Reply