【終わらない】桜を見る会 反社よりやばい「カルト団体教祖」も
神道系団体とつながるあの「有名団体」も
国会で追及された安倍晋三首相主催の「桜を見る会」は、森友問題や加計問題に続き、現政権がいかに権力を私物化させているかが浮き彫りになった。
毎年春に開催される総理大臣主催の同会は古くから恒例行事となってきたが、参加人数と予算額が急増しており、本来「各界の功績、功労のあった方々を招いて慰労する」趣旨のはずが、首相の支持者への接待になっていたことを露呈した。安部首相がことあるごとに「私人」と言い張ってきた昭恵夫人の推薦枠もかなりの人数があったが、その決定的証拠となる「招待者名簿」は、シュレッダーにかけて廃棄。すでに私物化が明白だったのに、慌てて隠したのは、招待客にヤバい連中がたくさんいたからだと見られている。
筆頭は反社会的勢力。
政権の矢面に立つ菅義偉官房長官は「反社会勢力について定義は一義的に定まっているわけではない」と苦しい反論だ。
政府はすでに07年に「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人」と反社定義はしていて、そんな大ウソ弁解をしたのは、やはりそこが泣きどころだったからだろう。
「安倍政権の支持者には、日本会議などから派生した憲法改正を支持する団体もいるのですが、その系譜を持つカルト団体もそのひとつなのです。こういう組織は普段は表に立たせられないので、花見のときに優越感に浸らせることがあったんです」(ベテラン政治記者)
全国的にマルチ商法を展開し多数の被害者を出した「ジャパンライフ」の元会長、山口隆祥氏も安倍首相から招待状が送られたひとりで、それ自体がまんまと悪徳商法のPRに利用されていた。同社は磁気ネックレスの預託商法などで行政処分を受け、特定商取引法違反容疑で今年4月に家宅捜索を受けており、約7千人から2千億円近い金を集めた後に多額の負債を抱えて経営破綻。国民を不幸のドン底に陥れたが、山口氏は自民党の大物議員、二階俊博幹事長のパーティーを開催したり、一部の衆院議員が代表を務める政党支部に約2千万円を献金するなど、政界との繋がりをビジネス利用していたことが発覚している。
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