「NHK強姦魔」の裁判 行ったらこんなにサイテーだった

ターゲットは「番組で知り合った女性」

公共放送のエリート記者が起こした前代未聞の強姦事件の判決が下ったのは、4月25日のことだ。全国紙の司法記者が次のように解説する。
「元NHK山形放送局の記者・弦本康孝被告(29)は13~16年にかけ、山梨・山形で女性3人に性的暴行を加えたとして、強姦致傷などの罪に問われました。裁判員裁判で下された判決は懲役21年。弦本被告は無罪を主張しましたが、裁判長は3件とも『被告が起こした』と認定。裁判長は『常習性が認められ、反省の態度がなく、再犯の恐れがある』と弦本被告を断罪したのです」
起訴状によると、被害者はいずれも一人暮らしの20代女性。いずれも取材活動を通じて知り合ったという。
「(被害女性とは)街の魅力を紹介するというNHKの番組で知り合い、連絡先を交換したようです。(弦本被告は)『次回の取材にも協力してほしい』と告げ、(被害女性の)住所を入手していた。記者の特権悪用と言わざるを得ません」(同前)
自宅に侵入した弦本被告は、就寝中の女性の口にクロロホルムを染みこませた紙タオルを押し当て、馬乗りになって口を手で塞いで脅したとされる。さらに捜査の過程では、関係先から押収された「自伝」の存在が明らかになった。
〈女子学生を犯すことを、幾度も妄想した犯罪を、いとも簡単に犯せたものだ〉
〈これまで性的な悪事を繰り返してきた弦本には自信があった〉
〈何度もやるから捕まるんだ。一回だ。よしやろう〉
弦本被告は犯行前に、まるで事件の決意表明のような文章を綴っていたのだ。
欲望の赴くままに女性を蹂躙し、懲役21年の判決を受けた弦本被告だが、被害女性にはある・共通点・があった。
「被害者女性3人が処女だったことが分かっているのです」(前出・司法記者)
被害女性の心的外傷後ストレス障害が完治するには、さらに長い年月がかかるだろう。

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