リアルジェイソン!? 父が息子をチェンソーで襲撃するも…まさかの展開に
庭の芝刈りしていたら突然…
グラップラー◯牙、美◯しんぼ、スター◯ォーズ…フィクション作品において「父と子の戦い」はよくあるテーマのひとつだ。しかし、何事においても現実はそう美しくない。今回はアメリカ・テネシー州より、凄惨な父子ゲンカの情報が飛び込んできた。
地元紙の報道によると、76歳の父親が実の息子をチェーンソーで襲撃し、殺人未遂の容疑で逮捕された。事件が発生したのは6月だが、戦いで負傷したのは父親の方で、治療のため10月に入ってからようやく逮捕に至ったという。何しろ、片足切断の重傷である。いったい何が起こったのだろうか。
地元警察が発表したところによると、事件の舞台となったのは父子の自宅。通報を受けた警官隊が駆けつけた時、父親・・・ダグラス・ファーガソン容疑者は頭部と足から出血した状態で倒れていたという。通報した息子(年齢・氏名非公表)に事情を聞くと「庭の芝刈りをしていたら、いきなり襲いかかってきた」とのこと。
実の父親が、エンジンのかかったチェーンソーで襲いかかってくる・・・想像するだけで恐ろしく、胸の痛む光景だが、息子は冷静に対処。ダグラス容疑者の攻撃から身をかわすと逆に芝刈り機で反撃し、最終的に轢き潰したという。前言撤回、この父にしてこの子あり、といったところである。
警察の調べによれば、この2人の間には長年に渡る“確執”があったという。その内容は明らかになっていないものの、チェーンソーと芝刈り機を用いた殺し合いである。それこそ、映画を1本つくれそうなほどの溝があったに違いないだろう。なお、ダグラス容疑者は別件で保護観察処分の真っ最中であったため、逮捕後ただちに収監された。保釈金は25000ドルに設定されている。
チェーンソーで奇襲しておきながら返り討ちにされ、片足を奪われたあげく収監される・・・結果だけ見ればこの父子ゲンカは息子の圧勝である。しかし、76歳という高齢でこれだけのケガを生き延びたというのも驚きだ。憎しみはさらに深まったであろうし、フィクションなら間違いなく続編を匂わせる展開。果たして現実でも“ラウンド2”は起こるのだろうか。地元住民からすれば、そんな展開は誰も望んでいないだろうが…。(ゼロ次郎)
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