【衝撃】ダルビッシュ弟も参戦 富田林逃走犯に”元ワル”たちの包囲網
土地の話は不良が一番詳しい
右足ふくらはぎに不気味な兎の刺青を彫った男、樋田淳也(30)が大阪府警富田林署から逃走してから1ヵ月が経とうとしている。樋田は警察の捜査をあざ笑うかのように脱兎のごとく逃げ回り、その行方は杳として知れない。
「1〜2日あれば余裕で見つけられると思っとった。今は大阪本部長のクビがかかっているし、富田林の捜査員は顔面蒼白ですわ」
ある捜査関係者はそう嘆く。
現在、大阪府警は元刑務所仲間の自宅を順番に回り、家の押入れなどを隈なく調べるなど地道な捜査を続けているという。
そんななか、地元松原、羽曳野、生野区で中心人物として知られるA氏が一念発起。「個人で300万円の懸賞金を出す」と公表、先月末、SNSなどで以下の文面を投稿した。
〈最近お騒がせの富田林逃走犯ですが、会社の近くで目撃情報が多々あります。子供達も怖がっているので、なんとか自分らも協力したいので、会社からちゃんとした情報に関しては、懸賞金を出すことにしました。寝床の情報は300万出します〉
さらに、ここにきて強力な援軍が登場した。
「あのダルビッシュ有の弟のダルビッシュ翔ですよ。先月末、ある週刊誌がA氏を取材したところ、その場には翔が同席していたようです。彼らは1人30万円を個人で捻出し、街の治安を乱す樋田を見つけ出そうと頑張っています」(出版関係者)
ダルビッシュ翔といえば、地元・羽曳野では元ワルとして有名。大麻や賭博といった前科があるが、翔はA氏と仲間であり、今回の事件に憤りを覚え、樋田を憎む地元の元不良たちとともに懸賞金活動を支援することを決めたというのだ。なんとも頼もしい。
前出の捜査関係者は、彼らの活動を評価していう。
「実際、かなりの数の情報が彼らから提供されてますわ。やはり地元のことは地元の不良が一番詳しいわけや」
警察より不良包囲網の方が樋田にとっても怖いだろう。(浅野良仁)
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