東京五輪といえば、それに関する絶対的な権力保持者で『日本オリンピック界のドン』といわれる、森喜朗元首相（85）。
森氏の周辺も現在かなり騒々しく、『何かとんでもないことが起こる雰囲気』だというが。
「東京地検特捜部が、組織委員会の会長だった森さんから、参考人として任意での事情聴取をした。特捜部は、森さんが受託収賄で再逮捕された高橋容疑者に、スポンサー選定に関して、どこまで権限を与えていたかなどについて確認していた」（捜査関係者）
かつての総理大臣が、事情聴取を受けるだけでも衝撃的なことだが、すでに逮捕されているAOKIホールディングス前会長の青木容疑者が『森さんに200万円渡した』という供述をしていることも、すでに報じられている。
これが賄賂にあたれば、“森元首相の逮捕も時間の問題” ということになるのだろうか。
「この200万円は森さんのガン治療のお見舞い金だったという話もあるが、高橋容疑者への口利き代のような名目だったという裏が取れれば、結果的に逮捕される可能性もある。しかし、そもそも立場は森さんの方が上だし、本来、森さんクラスの超大物への賄賂だったら少額過ぎる。今後の捜査で、更なる『隠し賄賂』が発覚すれば、“合わせ技一本” となるかも」（同前）
かつては、あの “女性蔑視発言” で世間を大いに騒がせたが、今現在も『スーパーフィクサー感満載』の森元首相。
ありとあらゆる権力を振りかざし、結局は『お咎め無し』で、逃げ切りそうなものだが、果たして……。 （溝田 潤之輔）
Leave a Reply