【瓜田速報】「歌舞伎町フジテレビスタッフ脅迫事件」ホントのところ

【瓜田速報】「歌舞伎町フジテレビスタッフ脅迫事件」のホントのところ

瓜田純士

うりた・じゅんし。1979年、新宿歌舞伎町に生まれる。少年期を不良として過ごし、10代を暴力団に捧げて、獄中に。懲役で物書きに目覚める。著書に『ドブネズミのバラード』等多数。『遺書~関東連合崩壊の真実とある兄弟の絆~』がベストセラーとなる。地下格闘技やTHE OUTSIDERにはアウトローのカリスマとして参戦していた。現在、瓜田夫婦のyoutubeが話題沸騰。瓜田夫婦 第二弾「Allba della Sicilia~シチリアの夜明け~」(https://youtu.be/GS0KJOl8jcs)

一見ただのガキでも裏には怪しい人脈がいる

先日、歌舞伎町で悪質居酒屋の客引きを撮影していたフジテレビの情報番組のスタッフ2人が、10代のガキ共十数人に囲まれて、映像データの入ったSDカードを取られたとかで3人の男がパクられたね。

10代に交じって20歳位の奴もいたけど、どんな奴等か大体想像つくよ。

俺が自分のYouTube配信の撮影で、この居酒屋客引きの話を聞き廻ったのは、つい最近のこと。今どきのナリをした若者が大手居酒屋の名前が無数にラミネートされたプラカードを持って、インカムマイクで客を誘って、ぼったくりやマイナーな居酒屋に誘導する。昔からいるにはいたが、その存在は“歌舞伎”に巣食う者達の間では限りなく素人に近く、カラーはホワイトな業種だったので、実は誰からもマークされていなかった。

なんせあの界隈は、AVのスカウトは勿論、キャバクラやセクキャバの客引き、さらにはホスト。セントラル通りを進むかさくら通りに入れば、風俗とぼったくりの客引きに、裏DVD屋とエリア分けされている。

そこに立つ者のほとんどは借りた金にクビが回らなくなり、ヤクザから借りて、その驚異の金利“あけいち(明け方1割)”の返済のために生きている。その生きるために斡旋される職がぼったくりや風俗の客引きだ。

ちなみに俺がいた組はその辺のエリアに立つ客引きからかすりまで獲っていたので、かかわりは浅くなかった。だから、奥に進めば進むほど良く知っている顔で、浅瀬である靖国通り付近の子供らになるとほとんどわからない。

彼等が呼び込む居酒屋のからくりは簡単だ。

黒に近い金主がいて、その金主のカネで開店した居酒屋は、客引きが“カモ”を入れると売り上げの何パーセントかが客引きの取り分となる。金主は宣伝費が掛からずに客が取れるし、客引きは連れていくだけでカネになるので両者WinWinの関係だ。こういった金主と関係なしに界隈で居酒屋を出す者もいるが、街にいる客引きを使うことで金主は利益を生み続ける。この金主は客引きと店舗両方を資金援助しているようだ。詳しくは書けないけど、黒い住人とは当然ズブズブだよ。

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