冒頭とシメを何度もリハーサル?
「冒頭は用意したコメントでしょう」と前出芸能関係者は語る。
「まさにセリフまわしの演技顔、喋るテンポがやたら遅くて。途中の事実関係の説明とか、具体的なことに答える記者の質問なんかは素で喋ってると思うんですが、ところどころ質問を想定して用意したセリフを喋ってる感じがありますね」
こういった会見の「想定問答」をつくるのは当たり前のことだが、終盤にまた「台本臭さ」が匂ってきた。
<自分で、自分の能力で、自分の能力の中で、頑張ってできることで、辛い気持ちの人を笑わせてあげることができるのであれば、僕のせいで不快になって、僕を見て笑えなくなっている人たちに償えるのであれば、その人たちの笑顔を守れるように努力したい>
このような再出発を強調したセリフをやたら連発していたところ、ネット上では「感動した」という声が多く、仕事復帰を歓迎する声も多数集まった。まさに会見のクライマックスだったわけだ。
「冒頭と締めがかっこよすぎるのは、まさに何度もリハーサルして決めたセリフでしょう。でも、あれを宮迫さんが自分で全部考えたとはちょっと思えない」
実際、噂されていた「放送作家の○○さん」がこの会見に関与していたのかどうか、現在のところ不明だ。だがネット上では「亮の話は本音に聞こえた」と温度差があり、宮迫側近ともいえる放送作家が宮迫のセリフを“書いた”可能性は捨てきれない。
「会見の前日に金塊強奪犯との同席が報じられて、会社はその対応に追われていたのに、当の宮迫は冒頭そのことに触れてないでしょ。予定どおり“台本”を書き換えなかったからでは」
いずれにせよ、俳優業も好調だった宮迫だけに、ウソを重ねた上に演技口調では、どこまでが本心か見えにくいのはたしかだ。(片岡亮/NEWSIDER)
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