元SMAPマネージャー飯島女史の大逆襲、はじまる
事務所は”月数百万円の帝国ホテルタワー
16年に設立され、虎ノ門「オランダヒルズ森タワー」に事務所を構えていた株式会社CULEN。同社は17年秋から元SMAPの3人を抱え、芸能プロダクションとして機能しているが、今年春、手狭になった事務所を一流企業が多数入居する「帝国ホテルタワー」に移し、再スタートを切った。
「錚々たる企業が軒を連ねる一流オフィス棟の2フロアを借り上げています。家賃は1ヵ月で数百万円でしょう」(CULEN関係者)
元SMAP3人の順調な仕事ぶりが背景にあるという。
「先日、三軒茶屋で公演された草なぎ剛の舞台は連日キャンセル待ちの列ができるほど大盛況でした。5月16日には新しい映画が発表され、順調そのもの。その他、映画や宝くじのCMでかなり潤っており、人材を一気に10人以上に増やしたのです。(代表取締役社長の)飯島三智さんは『どんどん大きくしたい』と意気軒昂。子会社の『モボ・モガ』には映画宣伝スタッフが入社したし、ここにきて事務所が急拡大しているんです」(同前)
メリー副社長との確執の末、「SMAPを連れて出ていってもらう」と明言され、クーデターを画策。だが、キムタクの逆襲に遭い、あえなく失敗ーー。一時は辛酸を嘗めた飯島氏だが、もはやジャニーズ事務所を凌ぐほどの勢いを見せている。
あるスポーツ紙記者がいう。
「ジャニーズ事務所は完全に泥舟です。うちにもJ担(ジャニーズ担当記者)はいるけど、『こんな船に乗って共倒れなんてしたくない』と口を揃えていますよ。最近、飯島さんは番記者たちを集めて慰労会を開くなど、メディアを完全に手懐けています。ジャニーズ事務所のように『これを書け。これを書くな』とうるさくないし、取材する記者としては、自然と応援したくなってしまう」
常に囁かれているのが、中居正広の退所とCULENへの合流だ。旧知の芸能記者に・直撃・された飯島氏は「あの子はわからないわ」と満更でもない様子を見せたという。(佐々木京介)