キンプリカレンダーバカ売れで「文春VS新潮」の代理戦争が

キンプリカレンダーバカ売れで
「文春VS新潮」の代理戦争がはじまる

ジャニーズのマスコミ操縦がすごい

ジャニーズの新星『King&Prince』(通称キンプリ)の来年度カレンダーの予約が今月から開始され、バカ売れしているという。
「ジャニーズのカレンダーはとにかく売れます。時節柄の商品ですから、基本的には予約販売という形を取る事が多いので在庫余りの心配もなく刷った分が全て利益になる、出版社にとって“おいしい”商品。その上で人気爆発のキンプリですから。あくまで売り上げベースですが、すでに“約20億は固い”なんて言われています」(出版社関係者)
さすがジャニーズ帝国の底力といったところだが、驚きなのはこの利権を得た出版社が何と、あの週刊新潮の新潮社だということだ。
「毎年のカレンダーはグループごとに各出版社に振り分けられています。いわばジャニーズから各社に対する“口止め料”的な意味合いを兼ねていますよね。それはそうですよ、一般的にはほとんど知られてないジュニアのグループでも億の売り上げは見込めますから。ジャニーズのマスコミをコントロール術の根幹でもあります。しかし、文春や新潮は別だったはず。だから新潮はジャニーズの軍門に下ったと関係者は口を揃えています」(同前)
ここ数年のジャニーズ激震の発端ともいえる“SMAP解散騒動”以降、新潮はどちらかというと事務所寄りの記事を書き、とくにここ最近は引退発表している次期社長候補の滝沢秀明のロングインタビューも掲載するなど、何かと擦り寄っている印象は否めない。
「滝沢は、現トップのジュリー氏とは不仲なはずですから、一概に事務所の言いなりとまでは言えないかもしれませんが、今後はキンプリカレンダーの巨額利益をタテにされることは間違いないでしょう。新潮はジャニーズの新たなスキャンダルは出しにくいでしょうね」(芸能記者)
一方、文春サイドといえば、『AKBで儲けても、AKBを叩きまくる』というスタンスは業界内では有名で、ジャニーズ相手でもあくまで同じスタンスだろう。ここ1年をみると、ジャニーズの因縁の相手である「新しい地図」寄りの立場を取っているようだ。
「ジャニーズ時代の香取慎吾の隠し子報道は記憶に新しい。しかし、新しい地図立ち上げ以降は、萩本欽一と香取の大型対談に何ページも割き驚きましたし、今月末創刊の『週刊文春WOMAN』の表紙絵は香取が担当することで話題を呼んでいる。紙面には稲垣や草なぎも登場する予定で、いまだ数百万人いるという3人の熱狂的ファンの囲い込みを狙っているのかもしれません」(同前)
加えて、こんなウワサも。
「文春もやはり人の子。あの国民的グループのSMAPの解散の引き金を引いたのは、自分達という後ろめたさがあるのかも。それで残党の3人を支援する立場を取っている、という話も聞いています。今後はあの飯島女史の単独インタビューが出るかもしれない。解散から2年経ちますが、彼女の言葉を待っているファン達も多いはずですから……」(夕刊紙記者)
新潮がジャニーズにつけば、文春が反ジャニーズの立ち位置を取る。
ある意味、ジャニーズ&ジュリー氏VS新しい地図&飯島女史の代理戦争の様相を呈しているといえるだろう。(瀬戸ジーニアス)

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