実際に店に食事に行ったという、飲食店関係者に話を聞いてみたが、なんとも意外な高評価だった。
「最初はいわゆる “芸能人の店” なので『値段ばかり高くてモノは普通』みたいなのを想像して行ったが全然違った。ちゃんと優秀な焼肉屋のプロたちのサポートがあるからか、肉は勿論、サイドメニューまで何を食べても相当なレベルで旨い。西麻布辺りの、もっと高い焼肉屋と同等と感じた」(焼肉屋も経営する飲食店関係者)
しかし、こんな意見も多かった。
「確かに旨いが渋谷にしては値段があまりに高すぎる。判りやすくいえば游玄亭ほどは高くないが叙々苑位の価格設定。若い人は物珍しさで1回は行くが、やはりリーズナブルな焼肉屋の方を好むはず。高所得者層の大人を狙っているのかもしれないが、そういう人種は “ガキばかり” の渋谷で食事はしない」(前出ジャーナリスト)
店からほど近い場所には、公共放送局のNHKや、アメブロやABEMAでお馴染みのサイバーエージェントなどの大企業もあり、今後の集客も期待できるのではないか。
「大手企業というかマスコミ関係は、緊急事態や蔓延防止期間でなくても、コロナ禍は常に会合自粛令が出ている。こんな会社から目と鼻の先の飲食店には、なかなか顔を出しづらいのでは」(前出記者)
何はともあれ、あくまで現時点の評価であるが、味が良いのは間違いない牛宮城。
今月は関係者招待も沢山あったはず。そう考えると、やはり4月以降で夜遅い時間の営業が開始されてからが、本当の勝負というところだろう。(狩野玖太)
Leave a Reply