「ここ数年のジャニーズの場合、やはりファーストシングルがピークで、その後は下降トレンドに入るのがほとんど。デビュー時にあまりに大々的な仕掛けをしすぎるあまり、どうしても2枚目以降に余力が無くなる」(音楽番組プロデューサー)
しかし、過去のSMAPや嵐などの例を見れば、デビューから何年も経ったあとに代表曲や最高セールス曲が生まれていた。
やはり『ジャニーズは売れなくなった』ということなのだろうか。
「それこそSMAPは『世界に一つだけの花』でトリプルミリオンを達成したし、それ以外にもミリオンが2枚ある。キンキもミリオンが何枚もあった。それに比べて最近のグループは、スノーマンとストーンズの合体デビューで無理やりミリオンを出しただけ。確かに売れなくなってきているのは事実だが、やはり “時代が違う” ということでは」(同前)
現代は、CDを買って音楽を聴く時代ではなく、有料音楽配信やサブスクリプションなどネット経由で聴くのが当たり前の時代。
SMAPの全盛期の頃とは、音楽業界も、そして一般社会もまるで別世界となっているうえで、今は未曾有のコロナ禍。
そんななかでも奮闘するジャニーズグループは『売れなくなった』どころか『奇跡的に売れている』といった方が、正当な評価か。
あとは、CDの売り上げどうこうに左右されないほどに、圧倒的な知名度と人気をつけて『真の国民的アイドル』と成りえるグループを育て上げるのがジャニーズの使命だろう。(瀬戸ジーニアス)
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