AKB 久しぶりの地上波冠番組が
突然打ち切りの「深刻過ぎる背景」とは
「ノーギャラで出演させて」で大問題に
かつての栄光は見られないものの、先月発売の1年6か月ぶりの新曲『根も葉もRumor』が、ハード過ぎるダンス効果で話題となっているAKB48。
しかし、その裏で今年7月から放送された1年9か月ぶりとなる地上波冠番組『乃木坂に、越されました ~AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!~』がたった1クールで突然の打ち切りとなっていたのだ。
MCがフランスからリモート参加する “論破王” ひろゆき(44)で、タイトルそのものもAKBファンをあおる炎上商法まがいでもあるが、そもそもいわくつきのスタートだった当番組。
もともと予定した内容が吹っ飛んだ代わりに、初回放送はレジェンドメンバーの栄光を振り返るようなVTRを急編集したものとなり、グダグダ感は否めないOAに。
その後も、無人島サバイバルロケ企画などを大々的にぶち上げるも、デルタ株の感染急拡大と重なり、ロケ参加メンバーからも感染者が出てしまい中止に。
それでも何とか番組を立て直そうと各メンバーも奮起していたが、致命傷となったのが『AKB48 ゼロ円プロジェクト』という企画だという。
坂道3グループにおされて、最近、個々のバラエティ露出がほとんどないAKBメンバーが、テレビ東京の各番組のキャスティング権をもつプロデューサー数人にリモート会議形式で自分をプレゼンする。そしてギャラ無しで番組に出させてもらう、という惨たらしい企画。
しかしこの企画、他の女性アイドルを抱えるプロダクション数社からもクレームが殺到したとか。
結局のところ、番組を越えて局内でも企画内容が問題視され、表向き『休止』というかたちの事実上の打ち切りとなったという。
また数か月後にリニューアルして再開する可能性も残っているというが、それは『あくまで別番組』ということを強調しておきたい。 ( 狩野 玖太)
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