その重傷の女性社員は、2次会となった渋谷の全要請無視カラオケ店『パセラ』で、一足先に帰ろうとした際、なぜか非常階段の中2階の踊り場から壁などをつたい店から出ようとし、結果5メートルも転落、かかとを粉砕骨折したという。
「とにかく、この時点で女性社員は酩酊状態で『1階が閉じていて出られなかった』と証言したそうだが、恐らく後の事情聴取も曖昧なことしか答えていないはず。警察は『事件性は無い』と判断したようだが、果たして本当なのか」(同前)
そもそもいくら酔っていようが、普通に帰るなら、宴会の行われた部屋の6階からエレベーターを使って1階に下りれば済んだわけで、そこに2つの大きな謎があるという。
「1つは、それこそ酔った流れでセクハラ・パワハラ行為等があり、そこから逃げるために裏導線として非常階段を使った可能性。もう1つは、店側がこの時期の世間体も気にして、深夜でテレ朝グループ部屋以外に客がいなかったため、表向きに営業を終えていた可能性も」(取材したスポーツ紙記者)
たしかにそうであれば、エレベーターもロックされていて、1階の入り口を閉じていたのも理に適う。
「幹事に『お帰りの際に声かけてくれたら、それぞれ開けますね』のようなことが伝わっていたのでしょう。そうであれば、すべての件のつじつまがあう」(同前)
テレビ朝日は、事件から1週間以上経過してもいまだ『調査中』として正式な見解を示していない。
いち早く会見をし、すべての詳細を明かすのが報道機関としての責務だろう。(狩野 玖太)
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