「ギャラにうるさい事務所として有名ですから、それはあるでしょう。『続けて欲しいなら今のギャラでは無理です』となったのでは。でもそれは一概に今の事務所が悪いわけではなく、テレビ局の悪しき慣習のせい」（同前）
局アナが退社してフリーになった後も、同局の番組レギュラーを継続する場合、他局への出演のギャラランクよりもはるかに下の金額で受けるのが常識化しているという。
「それはそうですよ、だって今までタダで使っていた人間に一本何十万と支払うのはバカバカしいですから。当然田中も前の事務所が格安ギャラで引き受けていたため、移籍したタイミングで番組との契約見直しをするのは自然の流れ。よって今回は古巣の番組だけの降板となったが、TBS側からしても高額なギャラまで払わなくても自局のアナにチャンスを与えたかったはず。TBS側からすれば『クビ宣告』までせずに去ってもらってホッとしているのかも」（民放局プロデューサー）
古巣のバラエティを “双方合意” で上手く整理した田中、今後は更に “女優道” を突き進むのか。
「残る2本のレギュラー『あざとくて何が悪いの?』（テレビ朝日系）と『グータンヌーボ2』（関西テレビ系）はしばらく続けながら、まずは連ドラの主演を狙っていくようです。事務所も力はあるので、年内には深夜枠の主演を捻じ込み、ゴールデン・プライム枠でも端役ではなく主要キャストとして毎クール出演を狙っていくとか。民放だけではなくNHKの大河・朝ドラのメインどころも視野に入っている。ま、事務所と本人の意気込みは買いますが、果たして女優としての田中にそれだけ引きがあるかどうかは微妙なところ」（同前）
演技力はともかく、フリーアナやタレントとしての力は相当なレベルの田中。
女優路線が失敗しても、芸能人として先々は安泰だろう。（ 瀬戸ジーニアス）
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