「複数のサイトで有料配信が行われていたが、ファンクラブの特典も付いた他所より高いチケットが楽天の運営する『Rakuten TV』だった。なんとそのサイトがライブ開始前に大規模システムエラーとなり、開演自体が30分遅れになった。開演後も完全復旧には至らず、有料チケットを購入したのに視聴できないファンも多かった」（同前）
その弊害により、一部の高校生メンバーなどは労働基準法によりアンコールに参加出来ないなど、白石の卒業に完全に水を差す事態となった。
「楽天側は翌日一杯まで急遽アーカイブで完全版を無料視聴できるようにするなど対応したが『生で観るから意味がある』との声が大多数で、大がかりな返金騒動も起きている。SNSなどでは白石の熱狂的ファンの大口投資家が楽天株の投げ売りを匂わしたりと炎上状態に」（芸能系ITジャーナリスト）
まさに、巨大企業の株価も動かしかねない国民的アイドルの卒コン配信トラブル。
不幸に見舞われた白石だが、その騒動をかき消すように、今月1日から個人の公式サイトとInstagram、スタッフTwitter開設を発表。
「もともと運営と楽天はズブズブな関係ですが、楽天側に恩を売るため返金騒動の流れを変える意味もあって、SNSアカウントの公開を前倒しした、なんて話もあります。どちらにしても一番嫌な思いをしたのは楽天でチケットを購入したファン。楽天側は今後も何らかのケアをしないと、真の意味での騒動収束は無いでしょう」（同前）
何はともあれ、ようやく新しいスタートを切る白石麻衣にとって、ある意味忘れられない卒業記念日となったのかもしれない。（狩野 玖太）
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