【マスコミ地獄耳】業界激震 囁かれる「文春おわった説」を追う

【マスコミ地獄耳】業界激震
囁かれる「文春おわった説」を追う

今後はウェブ上で爆弾投下か

芸能から政治に裏社会と、ジャンルにとらわれず数々の特大スクープを飛ばす週刊文春。

業界内外から『文春砲』と恐れられ、今やワイドショーや他媒体も文春発のネタを取り上げないと枠が成立しないほど。まさに、日本マスコミ全体が文春に操られているといっても過言ではない状態だろう。

そんな週刊文春の60名以上いる記者のなかで、“芸能エース” 的な存在といえばX記者。

数々の芸能スクープを飛ばし、特にジャニーズネタの鮮度と角度は『超ウルトラ級のエグさ』だという。

「一説には、ジャニーズの上層部と裏で繋がっているとか。たしかに絶対に他では不可能なスクープが今まで沢山あった。内部リーク以外では絶対にとれないネタばかりで、他誌はもうお手上げ状態だった」(スポーツ紙ジャニーズ番記者)

しかし、なんとそのX記者。先月末で文春の特派記者契約を終え、某大手出版社に移籍したという衝撃情報を入手した。

しかも、その大手出版社が展開するニュースサイトの統括デスク的なポジションに収まったという。

「結局は、看板週刊誌を行き来する芸能チーフ記者という立場に近いのでは。そのニュースサイトは今までは週刊誌の告知記事が多めだった。今後はオリジナルの芸能スクープが増えるのでは」(他週刊誌芸能記者)

そうなると気になるのは、文春砲の今後だ。

2月以降に発売された週刊文春の内容には、ある変化が起きているという。

「もともと2月というのは芸能スクープが少ない時期で、おまけに今はオミクロン爆発だし五輪もある。だとしても余りに芸能記事が少なすぎるし、あってもワイドで半ページ程度の弱いネタばかり。X記者が去って今後の文春から芸能スクープが期待できなくなるのでは」(同前)

週刊誌の購買層のほとんどは50代以上で、芸能記事はどれだけ大ネタであっても売り上げにはつながらないと言われる紙媒体の世界。

しかし、数々の芸能スクープで、世間的に『文春砲』の影響力を誇示してきたのは事実。

「今後の芸能ネタ、というか特にジャニーズ関連スクープは、X記者影響下の週刊誌1強状態になるのでは。業界の勢力図が塗り替えられる可能性もある。ピンチに陥る文春側もこのまま黙っているはずもなく、戦国時代に突入となるのでは」(前出番記者)

今後の『週刊誌戦争』の成り行きに要注目だ!!(狩野玖太)

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