テレビ史に残る収録中の事故・ワースト5

テレビ史に残る収録中の事故・ワースト5

バラエティ番組のロケでは過去に様々な事故が

10月8日、お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司(41)が、フジテレビのバラエティ番組「でんじろうのTHE実験」のロケ中に全治3か月の大ケガを負ったことが明らかになった。

事故が起きたのは「エアバッグをお尻で爆発させたら宙に浮くことはできるのか?」という企画。スタッフが事前に行ったテストでは身体が宙に浮くことはなかったものの、本番では1メートル以上も飛び上がり、斎藤は着地に失敗。全身を強打し、背骨の圧迫骨折と右手首捻挫と診断されたという。

斎藤の件に限らず、バラエティ番組のロケでは過去にもさまざまな事故が起き、中には出演者の命に関わるものもあった。今回はその中でも特筆すべきものをピックアップしてみた。

エアバッグがらみで顔面大怪我

松本人志

今やお笑い界の重鎮である松本人志(57)だが、若手時代の1991年ごろに「ダウンタウンのごっつええ感じ」のロケで顔面に大ケガを負っている。奇しくも、トレンディエンジェル・斎藤と同じエアバッグ絡みの事故だ。
舞台となったのは、視聴者から寄せられた疑問に身体を張って答える「なんなんなあに何太郎くん」というコーナー。この回では、当時まだ珍しかった車のエアバッグがどれくらいの衝撃で作動するのかを実証する企画が行われ、松本は運転席に座りエアバッグを受け止める役割を担っていた。
当初はハンマーなどで車体を叩いていたがまったく反応せず、最終的に巨大な丸太をぶつけたところエアバッグは見事に作動。しかし、エアバッグが飛び出す場所に顔を近づけていた松本は衝撃と摩擦熱で大やけどを負い、真っ赤に腫れ上がった顔面からは血が噴き出ていたという。
業界内で“エアバッグ事件”として今も語り継がれるこの事故は、けっきょく当該シーンをカットした上でオンエアされた。松本は後年、テレビやラジオでこの件についてたびたび言及しており「テレビのスタッフを信用しきっちゃいかんと思った」と語っている。

花火の火が尻を焼いた

ヒロミ

ベテランタレントのヒロミ(55)も、松本人志と同時期にフジテレビの「1or8」というバラエティ番組のロケで大やけどを負っている。
事故が起きたのは「ヒロミ宇宙へ!!」というネタ企画。これは、耐火スーツを着込んだヒロミに6000本ものロケット花火を背負わせ、空を飛ぶという内容であった。大人数のギャラリーが見守る中、ロケット花火は順調に点火し、ヒロミの身体もわずかに浮き上がったものの、ここで予想外のトラブルが発生。強風にあおられた花火の火が、ヒロミの尻を思いきり焼いてしまったのだ。
ヒロミは病院に搬送されそのまま入院。企画もお蔵入りとなったが、本番の様子をとらえた映像はワイドショーにスクープされるという形で放送されている。なお、ヒロミは病院から「地球は青かった」とコメントを発表し、芸人魂を見せた。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm9546600

コメントをどうぞ 3 件のタレコミ

  • ほとんどフジテレビ・・・

  • Anonymous says:

    とんねるず…他にもあるよ、みなさんのおかげでした、で1999年あたりかな、1983年ヒットした「ボヘミアン」で有名な葛城ユキが、番組内で人間大砲をやって首の骨を複雑骨折で数ヶ月寝たきりになったけど、後遺症は残りつつも大事には至らず…、やっぱりフジテレビなんだよな。

  • とんねるず…他にもあるよ、みなさんのおかげでした、で1999年あたりかな、1983年ヒットした「ボヘミアン」で有名な葛城ユキが、番組内で人間大砲をやって首の骨を複雑骨折で数ヶ月寝たきりになったけど、後遺症は残りつつも大事には至らず…、やっぱりフジテレビなんだよな。

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