【やっぱりか】暴力問題で引退 貴ノ富士「格闘家に転向」説

「あたり」には定評あり

【やっぱりか】暴力問題で引退 貴ノ富士「格闘家に転向」説

喧嘩には自信あり?

付き人への2度の暴力問題で引退した元大相撲の十両、貴ノ富士に早くも格闘技関係者が試合出場の交渉を始めているという。

「もしかするとデビュー戦が海外になるかもしれません。売り出し方を考えているんですが、RIZINで大砂嵐が大コケしたようなことにしたくないので、いま面白い策を練ってます」

海外に広く人脈を持つ格闘技関係者が楽しそうにプランを漏らしたのは、海外企業の出資を受けた形の格闘技イベントへのブッキングだが、肝心の貴ノ富士本人から返答があったわけではないという。

「ほら、こういうのは結局、彼にいくら出せるかで決まるんで、その調整がまだなので。すべては予算次第。他からオファーもあるだろうけど、一番高いところでやるでしょ」

貴ノ富士は母親がフィリピンで、弟の貴源治と双子力士として中学卒業後の13年に貴乃花部屋から初土俵を踏み昨年に新十両となったが、付き人への暴行で、顔面打撲、口内裂傷などを負わせて出場停止処分を受け、刑事事件としても起訴猶予処分となる騒動になった。その後、師匠の貴乃花親方が廃業したため、千賀ノ浦部屋に移籍したが、今年の9月場所直前に、またも付き人を殴る暴行で、相撲協会から自主引退を促す決議をされた。

これに対し、貴ノ富士は代理人弁護士を伴い「暴力ではない指導方法を教わっていない。処分はあまりに重く受け入れられない」と反論していたが、結局は10月に引退届を出した。

「兄弟とも気が強い方だけど、ツヨシ(貴ノ富士)はキックボクシングやってたからケンカに自信ある感じで、それが態度のデカさになってた気もする」というのが、ある力士から聞いた評価だ。まだ22歳。185センチ、150キロの体格を生かした他のプロスポーツへの期待もあるが、ただし多数の競技を取材するベテランのスポーツライターによると「ラグビーとか5つか6つぐらいの競技の関係者に聞いてみたけど、みんな難色を示された」という。

「競技が違えばイチからやり直さなきゃいけないけど、素行悪いと誰も指導したがらない。で、一番マズかったのは弁護士を連れて協会と対峙したことをみんな挙げていた。親方ともコンタクト避けて法的に事を運ぼうとしたなんてのは信頼関係が持てるタイプじゃないってことだもんな」

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