【唖然】品川老人ホーム殺人事件犯
「殺人後も彼女と余裕な日々」
憂さばらしで暴行か
「実は、あの男は事件直後から捜査員の間でホシと見られていて、新聞テレビの警視庁担当記者たちが逮捕前の絵撮りをしようと張り込んでいました」(社会部記者)
“あの男”とは5月22日、品川区の老人ホーム「サニーライフ北品川」に入居していた黒沢喜八郎さん(当時82)を殺害したとして逮捕された、元職員の根本智紀容疑者(28)のことだ。
「事件の発端となったのは『黒沢さんが倒れた』という根本自身の119番通報でした。司法解剖したところ、肋骨4カ所が折れて内臓にまで傷があったことが判明した。警視庁が防犯カメラを調べたところ、仰向けの状態で部屋から這い出ようとする黒沢さんを根本が何度も引きずって連れ戻す様子も残されていたのです」(同前)
黒沢さんの死亡後、防犯カメラの捜査により、根本の関与が浮上したのだ。
「根本は女と一緒に住んでいたようです。ヘラヘラと笑いながら彼女を出迎え、まるで切迫感がない様子でした。警視庁の捜査員の行動確認にも気づかず、のうのうと暮らしていた」(同前)
根本は東東京にある都立高校卒。卒業後、介護ヘルパーとして働き始めるが、1年ほどで退社。その後、1年間ソウルのホストクラブで働いていたという。その後、介護職や鳶職を転々とする傍ら、バンドを結成。ギャンブル漬けの日々を送っていた。この老人ホームに入社したのは14年7月のこと。犯行動機について、捜査関係者がいう。
「暴行を日々の鬱憤のはけ口にしていたというのです。実は、根本は11年4月から勤めた都内の病院を自主退職に追い込まれています。寮で騒いだり仮病を使ったりするなど素行不良が問題となったのが理由のようです。その後に働いた神奈川県箱根町の老人ホームでは同僚の私物を盗み、会社を追われています」
根本は事件当日、夜勤のリーダー役を担い、約50人の入所者の対応に当たっていたという。こんな下劣な男に殺された被害者は浮かばれない。
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