【深刻】名古屋の風俗王逮捕 裏に見える「警察の黒い思惑」

【深刻】名古屋の風俗王逮捕
裏に見える「警察の黒い思惑」

「暴力団対策アピールのため」現役組員も激怒

4月中旬、地元名古屋のテレビメディアは愛知県警幹部から「近々大捕物があるぞ」と連絡を受け、同月19日、名古屋駅で・そのとき・を待っていた。
「悠然と現れたのは、地元名古屋で風俗王と呼ばれている『ブルーグループ』の実質経営者、佐藤義徳(61)でした。佐藤は待ち構えていた警察官数人に連れられ、警察車両に連行されていった。しかし、蓋を開けてみたら容疑は元妻への傷害と脅迫。『大捕物だ』という触れ込みだったので、正直拍子抜けしましたよ」(地元記者)
佐藤は4月16日、元妻の頬を平手打ちしてケガをさせた上、その翌日、「お前に家を出て行く権限はない」と告げたという。別の地元記者は「俺たちはまんまと県警の暴力団対策のアピールに使われただけだった」と苦笑交じりにいう。
「まぁ、たしかに佐藤氏は名古屋の暴力団界隈では超大物ですよ。地元の大組織との関係も定説になっている。しかも、佐藤氏は今年2月に出所したばかりでした」
佐藤は13年、弘道会を捜査する愛知県警の幹部に対し、脅迫事件を起こして服役。また、佐藤と同時に逮捕された愛知県警の警察官は佐藤から接待を受けた見返りに捜査情報を漏らした容疑で有罪判決を受けている。
「佐藤は出所後、栄・錦などの歓楽街を管轄する中警察署に出所の挨拶をしようとしていました。でも、中警察署は『挨拶の必要はない』と突っぱねたらしいんですよ。思えば、その頃から愛知県警は・暴力団対策の旗印・として佐藤を虎視眈々と狙っていたのでしょう」(同前)
愛知県警と言えば、かつては弘道会とズブズブの関係がさかんにメディアで報じられた過去がある。警察庁の指導のもと、腰砕けの過去を払拭すべく、暴力団捜査に血道を上げているという。これに対し、当事者の暴力団関係者からも憤怒の声が噴出している。
「佐藤の一件な、あんな露骨な嫌がらせはないですわ。見せしめ以外の何物でもない。県警のマル暴は佐藤をパクらせるために元嫁を籠絡して、事件を仕込んどったんじゃないの。今回のマル暴の捜査は、ホンマに卑怯やぞ。それに丸乗っかりした地元メディアも最悪や。あんな微罪でカメラに囲まれて、人権侵害もいいところやないの」(暴力団関係者)
暴排の名の下ならなんでもありなのか。

Leave a Reply

Your email address will not be published.