【懲役14年】謎の連続訴訟をはじめた
“監禁王子”がついにシャバに舞い戻る
報道は「事実無根」と主張
今年、ある有名受刑者が14年間の長い懲役を終え、ついにシャバに戻ってくる。
“監禁王子”こと小林泰剛だ。移送される車内で中指をこめかみに当て、王子ポーズを披露。当時、そのイケメンぶりと相まって、異常な監禁生活の実態が大々的に報じられた。
「青森・東京で知り合った女性たちを次々監禁し、05年5月に逮捕。約2年半後の07年10月、東京地裁は懲役14年(求刑懲役15年)の実刑判決を言い渡しました。刑が確定した後、小林は千葉刑務所で獄中結婚し、石島を名乗るようになった。
刑務所では(他の受刑者から)『ピンク』(性犯罪者の意味)と呼ばれイジメられたようですが、生活態度は悪くなかったといいます」(社会部記者)
そんな小林が出所となれば、週刊誌を始めとしたマスコミが肉声を欲しがるのは当然だが、小林はここに来て、謎の怪気炎を上げているという。
ある出版社関係者が打ち明ける。
「社会復帰に向け、獄中で弁護士を雇い、次々と出版社を名誉毀損で訴えているんですよ。出版社1社につき300万円と高額ではありませんが、当時の記事をことごとく否定。事実無根と主張しているわけです。もっとも、13年前の記事で訴えてくるなんて前代未聞。われわれとしては困惑しきりです」
この謎の行動は、出所後のメディアの取材攻勢に対する牽制なのか。そもそも、監禁癖は治ったのか。
かつて小林と肉体関係を持ったことがある元風俗嬢が、小林の性癖について語る。
「力任せに『オラオラ』と突いてきて、髪の毛を力強く掴まれました。ゴムも付けずに挿入しようとするので『ちゃんと付けてください』と懇願すると、『できたら産めばいい。産め!』と命令されました」
獄中生活を終えれば罪は償ったことになる。だが訴訟を仕掛けるような動きには、どうにも闇を感じてしまう。
また同じ事件が繰り返されないことを切に願うばかりだ。
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