「野田議員は、旧統一教会と関わりのある閣僚としても名前が取り沙汰されていたが、彼女の場合は夫が元反社確定になったことの方が大きいのでは。総裁選にも何度も挑んだほどの大物女性議員だったが、これでただの “平議員” に成り下がった。現在の任期を終えたら、このまま『国会からフェイドアウト』が濃厚」(同前)
それにしても、なぜ野田議員は、いつかはこうなるのを判っていながら、夫が元暴力団員だったことを隠し通していたのか。
「長年、事実婚状態だった夫の文信氏は、その件を報じた文春オンラインでも『警視庁のデータベース上に、反社会組織の所属歴が記載されている』という事実まで載せられていたほど。それなのに野田氏が、何とかごまかしながら裁判を続けていたのは『自分の政治力で、夫の過去ももみ消せる』という自信があったのでは」(政治ジャーナリスト)
結局は前述通り、最高裁判決が下り『元暴力団員の夫を持つ女性国会議員』という、前代未聞の肩書を背負った野田議員。
日本初の女性総理を目指していた野田議員だったが、すべては夫の過去を封印するための、立身出世狙いだったのかもしれない。 (溝田 潤之輔)
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