関係記者リレー連載 今週の裏 週刊文春 Vol.6

今週の裏「週刊文春」疑惑の「山口組への”詫び状”」が炸裂か

トモさん(40代)
学生時代はナンパ師としてメディアに登場していたこともある異色記者。得意ジャンルは風俗全般

上層部が組幹部に不義理…?

FACTA(8月号)がやってくれましたねえ。
このリレー連載と同じようなテーマの「マスコミ業界ばなし」というコーナーで、週刊文春にまつわる怪情報が報じられ、いま関係者に衝撃が走っているんです。
〈週刊文春幹部が暴力団、山口組幹部に提出されたとされる「詫び状」なるものの存在だ。近々ある週刊誌が記事にする話もあり、不穏な空気が漂う〉
記事はそう結ばれているのだが、そんなことがあったら〈不穏な空気〉どころか、雑誌廃刊の危機ですって。これ、実は数週間前から週刊誌業界で流れていた噂。
文春上層部が組幹部に不義理をして、

文春幹部
これで収めてください。でも、絶対に表に出さないでください
と水面下で詫び状を提出。で、その詫び状をネタに組幹部が文春をゆすっているという話なわけ。
週刊新潮がこの件を取材しているなんて話もでる始末だけど、ヤクザの行動原理を知り尽くした文春記者が、そんな下手打ちを本当にするのか
はっきり言って「ヤクザに弱みを見せたら骨の髄まで……」なんていうのは世の中のジョーシキ。
あまりおおっぴらに言えないけど、どの週刊誌だって、ヤクザと繋がっている記者なんて珍しくない
元ヤクザの事件屋なんて格好のネタ元だ。
彼らに集まる有象無象の情報の真偽を「真実を見抜く目」で精査するのが週刊誌記者の日常業務なわけだし、彼らにいちいち食い物にされていたら週刊誌記者なんてつとまりませんよ
ねぇ、新谷サン。
さて、今号の文春(8月9日号)を見てみよう。
今週は前号に続き、野田聖子の記事が大々的に扱われているではありませんか。
実は、野田の代理人は「無罪請負人」として知られる弘中惇一郎弁護士。野田にとって、元暴力団幹部の夫・文信氏は虎の尾なわけで、その一番痛いところを突いてきた文春に対し、野田は「訴える!」と喚き散らしているらしい。
裁判上等の文春だって、弘中弁護士が出てきたら嫌だろうナァ。でも、われわれにとっては、また一つ物見遊山の楽しみが増えましたね。

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