【新連載】大麻マイスター勘繰男のバズる勘繰り話【2】

拘留されてる間彼から何通か長文の手紙が送られてきていました。内容は主に後悔と懺悔と、私への謝罪と二度と悲しませる事はしない更生する、といったものでした。

しかし執行猶予がついて保釈金150万を支払い出てきたあと、1ヶ月もすればまたPを再開している様子でした…。

 

私は彼を責める事はしませんでしたが、あんなに面会の時に泣きながら更生を誓ってきたり長文の手紙くれたりしていたのにダセーやつだなとガッカリしていました。

ある日彼の浮気が発覚し、彼を問い詰めると、「お前は薬物に理解がない。浮気相手の女の子は理解がある。だいたい勾留中も面会が少なかった。毎日来て欲しかった。捕まった俺の気持ちも考えてほしい」などめちゃくちゃな事を言われ、薬物ってやっぱり怖いなって思いました。

ちなみに浮気相手の名前は夢ちゃんでした。

 

もう彼との関係もメンタルもボロボロになった私は同棲解消する事に決め、引っ越し先が決まったタイミングで、妊娠が発覚しました。

彼に告げると、「本当に俺の子か?」と言われました。

そして、「復縁するなら産んでほしい、別れるなら堕ろしてほしい」と言われ、私は別れて堕胎を選択しました。

 

別れて産む選択肢も考えましたが、1ヶ月考えて結局地元に戻り堕胎手術をしました。

その間元彼とは連絡を取っていなかったのですが、手術の2日後くらいに連絡があり、手術の心配して電話くれたのかな…と思い電話に出ると、「ヤーマン!最近どう~?元気~?w 」といったノリで(明らかにブリってました)、最近自分が作った音源が大きいイベントに使われる事に決まった、という報告の電話でした。

私は絶句していて、そっちはどんな感じ?と聞かれたので、一昨日手術して今家で安静にしてるよ…と伝えると、「え!?手術!?何の?どこか悪かったん?」と本気で驚かれました。

彼は、私が妊娠中絶する事を忘れていたのか、彼の中では何も無かったことになっていて、薬物ってやっぱり本当に怖いなって勘繰った話でした。

Leave a Reply

Your email address will not be published.