【瓜田速報】田口大麻 入江闇営業
問題芸能人に教えたい『金看板』の大切さ
瓜田純士
うりた・じゅんし。1979年、新宿歌舞伎町に生まれる。少年期を不良として過ごし、10代を暴力団に捧げて、獄中に。懲役で物書きに目覚める。著書に『ドブネズミのバラード』等多数。『遺書~関東連合崩壊の真実とある兄弟の絆~』がベストセラーとなる。地下格闘技やTHE OUTSIDERにはアウトローのカリスマとして参戦していた
半端に「組織」を抜けると修羅場が待っている
5月22日に大麻所持で挙げられたKAT-TUNの元メンバー田口淳之介と、内妻で元女優の小嶺麗奈が保釈されたね。保釈保証金は300万。これは堅気や一般人によく出る数字。まぁ、職業とか申告している仕事場の給料なんかを考慮して決定されるから、素人に近い動きをしていたふたりには妥当な額だ。
田口が湾岸署から釈放された際に土下座したのがどうだとか話題になっているけど、人の謝り方なんてどうでもいい。
問題はそこじゃない。
大衆の前で自分の反省の思いを数10秒で伝えるには土下座くらいしかない、とやったんだろうが、謝る姿にまでいちゃもんをつけたらそれは苛めだからね。
そんなことよりも抜けてるというか、脇が甘いというか。
田口がいたKAT-TUNってのはとんでもない人気だったけど、一抜け、二抜け、と問題児が多かった。それだけに残って真面目にやってるメンバーは業界から優遇されて大切に扱われているんだろうな。
暴走族やチーム、ヤクザの世界もそうだけど、「俺たちにチームの看板は関係ねぇ」「組織の看板なんか使っちゃいねぇ」と様々な理由で勝手に抜けて、単独で粋がる奴等は本当に沢山いる。
俺も若い頃はそんな半端な勘違いを起こしたけど、一個人なんざ話にならない。一本独鈷気取りで他所で徒党でも組もうものなら、信じられない修羅場が待っているか、燻って最後はパクられて、少年院や懲役で情けない思いをするんだ。中じゃあ堅気で言う所の「フリーランス」
なんて相手にされないからね。惨めな思いをすることだって多いよ。
芸能界も似たような話で、自分たちがいかにその金の看板に守られて飯が食えていたか、ってことに後で気づくんだ。この田口ってのも最近は仕事も少なくなっていて、小嶺とパチンコばかりしてたって話だけど、大麻も決して安い遊びではないからな。バカみたいにふたりで煙炊いて現実逃避してたんじゃないか?
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