ひそかに流行中のオーガニックバイアグラとは

マレーシア製のバイアグラ「CANDY B」

マレーシア製のバイアグラ「CANDY B」

巷に出回るオーガニックバイアグラとは

マレーシア製のバイアグラ「CANDY B」

一粒だいたい1000円

「覚せい剤だコカインだとドラッグをいくら売っても、最近はリスクが高くてどうにもならない。特に覚せい剤はオリンピックを前に、確実に取り締まりを強化している印象です。合法物を探してシノギしたほうが早い」。そう話すのは、某組織の下請けの元売人の国木田勝正氏(43)だ。ちなみに合法物と氏が話すのは「合法ドラッグ」「脱法ドラッグ」の類ではない。
「最近、巷に出回っている変わり種が、CANDY B。マレーシア製のバイアグラです。普通のバイアグラやマスティグラはやっぱり、心臓への負担が強いです。特に好きな人は覚せい剤と併用するので、心筋が締め付けられるという声をよく聞きます。マレーシア製のバイアグラはオーガニックで、どちらかと言えば漢方的に使用するもので、毎日飲んで、改良していく感じです。一発でも効きますが、やっぱり本家バイアグラに比べると、勃ちと硬度は弱いですね」(前出・国木田氏)。
ちなみに気になる価格だが、ひと缶12粒で、現地では大体1000円くらいだそうだ。
「それを日本で大体一粒1000円で売っています。例えばマリファナを1グラム1000円で引くことはできますけど、それを1万円で売ることは現実にはほぼ難しい。そう考えると、動く金は小さくてもノーリスクのビジネスで利ざやは悪くないと思います」。
ちなみにマレーシアはイスラム教国であり一夫多妻制で、4人の妻を持つことを認められている。それだけにこういった薬が必需品なのかもしれない。
「マレーシアのショッピングモール近くにある、健康ランドと一体型の風俗は有名ですよね。ここには現地の女の子以外にも東欧系、中華系、インドネシア系の女の子が様々います。国内外からのお客さんでかなり賑わっていますし、イスラム教が持つ厳格なイメージとは少し離れるかもしれません」(国木田氏)。
グローバル化が進むごとに、新たな媚薬、勃起薬の類が今後も日本で出回ることも増えていくに違いない。(石出太)

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