マッキー逮捕 平成で1番売れた「あの曲」ホントにお蔵入り?
ジャニーズから「謎のお触れ」が
中居正広(47)の電撃独立劇の大報道によって、すっかり風化した感のある槇原敬之容疑者(50)の2度目の薬物逮捕劇。
退所会見でも、SMAP時代の楽曲に言及する際、『今 “世界に一つだけの花” って言っちゃいけないんですっけ?』と中居からも半分冗談、そして半分本気のように記者に対し質問が投げかけられていた。
「タイミングとしてはあまりに偶然過ぎるが、槇原の逮捕は会見の8日前。槇原自体に対する質問もあった。中居は無難に対応していたが、中居も槇原に対してはSMAPの代表曲の産みの親として、それなりの思いもあったはず」(レーベル関係者)
槇原の1度目の逮捕は1999年。
それまでも数々のヒット曲を生み出し、シンガーソングライターとしてすでにトップクラスの実績を残していた。
「今から20年前のことなので、現在よりも何から何まで世間は甘かったし、メディアのコンプライアンスもまだまだ緩い時期。意外にすんなりと復帰でき、その数年後に、まさに歴史的名曲を発表した」(同前)
それが、300万枚以上売り上げ、平成の30年間ではダントツのナンバー1ヒットとなった『世界に~』である。音楽業界の歴史も、そして1度は地に落ちた槇原の人生をも変える、国民誰しも知る至高の名曲だ。
「ヒット後に偶然街中で槇原が当時SMAPの草なぎさんに遭遇。草なぎさん主演ドラマの主題歌だったこともあり、感極まった槇原は “私はあなた達によって救われた” と訴え、握手した手を離そうとしなかったそう。そのように槇原にとっても生涯一のメモリアルな楽曲」(槇原を知る音楽プロデューサー)
そんな名曲が、なんとお蔵入りの危機を迎えているという。
芸能人が逮捕された場合など、直接出演しているドラマや映画がお蔵入りすることは良くあることだが、今回は、槇原がSMAPに提供した楽曲である。
「SMAPが解散して5人の歌唱が現実的に不可能となってからは、大型歌番組などで槇原自身がセルフカバーで歌うシーンも良くあった。当然、SMAPには何の罪もないので、本来ならSMAPが歌うバージョンがテレビ番組などから排除される必要はない」(音楽番組ディレクター)
そうであれば、なぜ “お蔵入り危機” 説がささやかれたのか。そこには、各メディアに対して “ある忠告” があったという。
「現ジャニーズからしたら、解散したSMAPというグループの存在すら邪魔。ただでさえ今の布陣ではSMAP越えなど果たせるわけもなく、当然歴史的ヒット曲でさえも疎ましく思っている。そこでジャニーズ側が御用メディアに『イメージが悪いので、当面の間、曲の使用は控えてほしい』とふれてまわったそう」(同前)
まだまだある “ジャニーズ忖度” の恐怖。しかし、今回ばかりはそれも通用しない事態となったようだ。
「中居さんの会見で、中居さん自身が曲名を口にして、流れも変わる気がしますね。印税収入は今後多額の違約金の待つ槇原にとっては生命線。ある意味、元SMAPリーダーである中居さんに、またまた大ピンチから救われた、といっても過言ではないでしょう」(前出プロデューサー)
逮捕されるたびに、槇原を救う『世界~』、そして元SMAPの面々。もう、2度とそんなことがないように願うばかりだ。(瀬戸ジーニアス)
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