もう歌えない? 倖田來未「スッキリ生歌唱事件」逆に絶賛のワケ

頑張ってる(インスタグラムより)

もう歌えない?倖田來未「スッキリ生歌唱事件」逆に絶賛のワケ

アラフォーママの「キレキレダンス」プロ根性みせた

ここのところ “ママさんアーティスト” として活動が活発化している、歌手の倖田來未(37)。デビュー20周年ということで、さまざまな番組に出演する機会も多くなっているが、先日の『スッキリ』(日本テレビ系)での生出演・生歌唱が話題沸騰となっている。

「スッキリには歌手が生歌唱するコーナーもあるが、通常の歌番組と違い、歌前のトーク場所と歌う場所がまったく同じ。気持ちの切り替えが難しいシチュエーションだし、おまけに朝の生放送のためリハーサルは早朝になってしまう。『徹夜なので声が出ない』なんて事前に言い訳する歌手もいたほど」(情報番組プロデューサー)

そして今回、倖田がそのコーナーで “ある事件” をやらかしてしまったのだ。

「いきなり歌いだしで音を外して笑ってしまい、自ら曲を止めた。しばらくの談笑のあと再度頭から歌ったが『プロ失格では』という声が多かった」(同前)

今回はヒットソング2曲のなかから視聴者生投票で『バタフライ』、『愛のうた』のどちらかを歌うというもの。しかも投票結果が出て即、歌い始めるという歌手にとっては過酷なコーナーではあった。

「事前トークでもスローバラードの『愛のうた』が選ばれると、倖田自身もMC陣も予想していたが、結果はアップテンポの『バタフライ』が選ばれた。それを言い訳にしても生放送での歌い直しは、他コーナーの尺の問題もあり放送事故レベル」(音楽番組関係者)

しかし、その後のリカバーが凄かったという。

「もともと歌いだしが苦手なのか、2回目も始めの辺りは若干不安定であったが、その後は、朝の生放送にしては声量もバッチリで、往年の “倖田節” といわれたキツめのビブラートも健在。しかもキレキレの激しいダンスをしながら。アラフォーのママさんなのに年齢をまったく感じさせないパフォーマンスにMC陣やコメンテーターも大絶賛だった」(同前)

すると、1回目の歌い直しの段階で、 “プロ失格” “もう引退しろ” などSNSでキツイ言葉を浴びせた視聴者が、“前言、取り消します” “感動した” と急に手のひら返し。

「それだけ本来のパフォーマンスは相当レベルが高いことが証明された。そして素直に自分のミスを認め、それを克服する精神力は、さすが20年のキャリアだけある。さっそく3月発売のライブDVDの予約数が跳ね上がったという話も聞いた」(レーベル関係者)

結果的に、倖田のアーティスト価値と好感度が爆上がりした大ハプニング……あとは、番組もしくは倖田サイドの「壮大なる演出」ではないことを願うばかりだ。(瀬戸ジーニアス)

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