【沸騰】米津玄師「パプリカじゃなくてパクリか」論争勃発

【沸騰】米津玄師「パプリカじゃなくてパクリか」論争勃発

すべてはオマージュ？それとも……

アーティストが有名になればなるほど、そして曲がヒットすればするほど、必ずといってついてまわるのが「パクリ論争」だ。現代のナンバー１カリスマボーカリストともいわれるシンガーソングライター、米津玄師（28）もその論争に巻き込まれているひとり。

「余りにも売れ過ぎた有名税みたいなところもあるかもしれない。しかし、ネット上では米津のヒット曲と他アーティストの曲の動画サイトのリンクを並列記載して検証するサイトが、溢れかえっている。洋楽からのパクリが多いのは、コアなファン以外にはバレにくいので良くある手法」（音楽誌編集者）

ほとんど同じかと思われるような作品もあるようだが、興味ある方はそれらを検索して聞いてみて欲しい。

「あの超大御所のＢ’ｚなんて、売れ始めたころは動画サイトなんて無い時代なのに、さんざんパクリばかりと騒がれていた。エアロスミス信者を公言していただけに、中には『エアロのヒット曲を無断でカバーか？』と言われるくらい、最初から最後まで全く同じ曲もあった。それに比べたら米津の場合はまだ可愛いほう」（同前）

しかし米津の場合、作詞・作曲・プロデュースを務め社会現象にもなっている子供5人組のFoorinが歌う『パプリカ』が、パクリ疑惑に拍車をかけたようだ。

「もともと別の個人が動画サイトに数年前にUPしていたパプリカという曲があった、という怪情報も浮上している。キンキキッズ『フラワー』に似ているという説も多いが、この程度似るのは良くあること。曲名が、『パクリか？』という言葉を連想させたのが大きいのかも」（音楽バラエティー構成作家）

まだどのサイトでも比較検証されていないが、米津の今年の大ヒット曲『馬と鹿』のパクリ元ではないかという曲もあるという。

「出だしの部分がネスミスという歌手の『追伸』という曲にうりふたつ。2006年発売でオリコン週間11位を記録したがマイナーな名曲というイメージ。しかし何を隠そう現EXILEのボーカルNESMITHのソロ時代の曲なので知っている方も多いはずだが、不思議な事に話題にはなっていない」（同前）

パクり、パクられ……音楽業界も色々とあるようだが、すべては『オマージュ（尊敬を込めた作品）』という言葉でかたずけられてしまうのが実態のようだ。（瀬戸ジーニアス）