【裏知識】ジャニーズ新役員人事 「そのホントの意味」教えます

【裏知識】ジャニーズ新役員人事「そのホントの意味」教えます

さらなるマスコミ統制はじまる

先月末、ジャニーズ事務所が新役員人事を公表し、特にマスコミ業界で話題沸騰となった。

「ジャニーさん亡き後の役員人事を事務所のサイトで発表した。企業の透明化を進めている新社長の考えが垣間見えた」(週刊誌ジャニーズ番記者)

発表の仕方以上に驚いたのが、その役員構成だった。

事前に周囲もそうなるだろうと予測していたのが、藤島メリー泰子氏が会長となり、藤島ジュリー景子氏が社長になるということ。

「そこまでは当然の流れ。アイランド社長の滝沢氏が本社副社長に入るのも既定路線と言われていたが、最初のサプライズは実質ナンバー3に位置する筆頭副社長に、あの名物広報のS氏が入った。滝沢氏は2番目の副社長となっている」(同前)

S氏といえば、とにかくマスコミ業界、特にスポーツ紙のコントロールに長けているジャニーズの門番として知られている。

「何十年前からいた重鎮役員が3人も抜けているのに、S氏だけ残った。数年前には一時定年して役員を外れたという噂もあったが、このタイミングで実質のナンバー3に浮上した。それもこれも重鎮中の重鎮であったあの悪名高い幹部がジャニーズから離れたことが大きい」(スポーツ紙ジャニーズ番記者)

そしてそれ以上のサプライズ人事となったのが、現場マネージャーからの叩き上げ生え抜き社員で、現在は広報部門でS氏の後任となるべく奮闘するY氏の起用だ。

「ジャニーズの歴史上、ジャニー家の血縁関係か、外様のお偉方しか役員起用していなかった。このタイミングとはいえ、生え抜きで、しかも40代での取締役起用は想定外。Y氏は通称ヤマケンといわれ、知る人ぞ知るジュリー氏の2代目番頭」(同前)

これではっきりしたのは、広報部門を強化し、ジャニーさん亡き後もマスコミ統制を強めるという決意だ。

「いままで専務扱いだった広報トップを副社長に、その側近部下を取締役を配置させたのは、さらにマスコミを牛耳るため広報部の2人にハクづけをしたということ。S氏は横暴のなかにも人情味があり、ちゃんと話が伝わる人。各媒体の上層部との信頼関係もある。古希手前で出世するというのもS氏らしい晩年という感じ」(ジャニーズを古くから知る関係者)

ジャニー氏が亡くなっても、ジャニーズ帝国の体制は盤石のようだ。(瀬戸ジーニアス)

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