誘い文句は「出れば50万円」
「出れば30万円とか50万円もらえるって芸人仲間に誘われたんです。『先輩芸人の〇〇さんも出演したよ』、『裸になってポーズ取るだけ』とか言われて。彼はそういうの仲介して稼いでいたみたいでしたね。でも、50万円だったら一度に借金を返せると思ってビデオメーカーの人と面接はしたんですよ。ただ、いざ話を聞くと、『男優と絡んで性行為すれば50万円』と言うんです。僕はゲイじゃないので、そこまではできないと言うと、『自慰のみだと3万円』と言われてやめました」
このタレントは、ビデオメーカーの人間に「表になってないだけで、いま人気になった芸能人はたくさんいる。99%はバレないまま」と言われたという。記者らがゲイビデオを探す「人気芸人A」もそんなアルバイトに応じてしまったひとりなのか。
非公式に話の聞ける事務所関係者は「まったく知らない。ハッキリしたことが分からないと、会社が関知するところでもない」と答えた。ただそんなビデオに出ていたら、いわゆる「闇営業」に該当するのではないだろうか。
「時期と内容がハッキリしたらそういう可能性もあるけど、芸人が生活のために他でアルバイトをすることはあるし、それをすべて禁止しているわけではないからね。宮迫(博之)たちの件は、タレントとしての活動を会社通さずやっていたことと、相手が反社会的勢力だったことが問題だった。違法でない副業なら問題ないし、タレント活動で年収10万円でも、副業で年収1500万円を稼いでいるのもいる。タレント活動に支障がないことが大事」
芸人としての活動に悪影響がなければバイトはOKというわけだが、ゲイビデオ出演は内容によっては大きくイメージダウンすることも考えられ、「人気芸人A」のゲイビデオは表にならない方が良さそうではある。その意味では記者の手に渡ったとき、どんなことになるか興味深い。(片岡亮/NEWSIDER)
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