ジャニー喜多川氏訃報 囁かれるジャニーズ事務所崩壊説を追う

一体どうなるのか

ジャニー喜多川氏訃報 囁かれるジャニーズ事務所崩壊説を追う

潮の流れは完全に変わっている

去る7月9日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が亡くなった(享年87)“男性アイドル事務所”として、芸能界で独占的な地位を築いてきたが、今後の事務所運営に注目が集まっている。

「力は間違いなく落ちるでしょう。ジャニー氏は、よくも悪くもカリスマであった。男性アイドルに対する“審美眼”が、だれよりも長けていた。もともとアイドル選びはジャニー氏、事務所の運営は姉・メリー副社長(92)と、娘・ジュリー副社長(52)でした。一方の軸がなくなったのですから、影響が出ないわけがない」(ジャニーズライター)

メディアでは、早くから高齢であったジャニー氏が自分の後継者として滝沢秀明氏(37)か、『嵐』松本潤(36)を考えていると報道。その通り滝沢氏になった。

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「滝沢氏はジャニー氏だけでなく、メリー氏、ジュリー氏にも可愛がられている特異な存在。そのため『ジャニーズの下足番』というアダ名もあるほど。ジャニーズの伝統を受け継ぐはずです」(前出・ジャニーズライター)

滝沢氏は、顔は柔和だが強面で知られ、すでにタレント部門の統括者だと考えられる。

「コンビを組んでいた『タッキー&翼』の今井翼も昨年末で芸能界引退。一部ではクビにしたという噂もあるほど滝沢氏はいまタレント部門の人事権を持っているとされ、今井の件もあるので首がヒヤリとしている人間も多いとか。その筆頭と言われているのが、天敵とも言われSMAP独立を企てたとされる中居正広(46)、そしてレースばかりやっている近藤真彦(54)。中居などは、すでに他事務所への移籍話が報道されています」(女性誌記者)

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死者にムチ打たず、の日本人気質からして、今後、ジャニー氏を批判するマスコミは少ないだろう。

「でもジャニー氏は生前、元『SMAP』の稲垣吾郎らが独立する際『今後も応援していく』と発表。ところが結果は、3人は地上波から消された。いま3人は『新しい地図』として事務所を追放されたI女史社長のもとで活動していますが、業界内支持は高い。事務所には、いま大手スポンサーがつきTBSにはタイアップ番組で香取慎吾が複数回出ている。潮の流れは完全に変わっています」(芸能プロ関係者)

さらにジャニーズ事務所が、他事務所の“草刈り場”になる可能性も出ている。

「ここ最近が世間を騒がすことも多かったジャニーズ事務所にあって、関係者からの評判のいい『KinKi Kids』が移籍したがっているといいます。一部では『新しい地図』に行くという話も出ているとか。『関ジャニ∞』の錦戸亮にも、年内退所説が出ていますが、彼には大手A社入りがささやかれています」(前出・芸能プロ関係者)

決して美談ばかりではないようで。(フルキカズヤ)

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