ビジュアル系に流行する「韓国新興宗教」
あの人気バンドの影響?
嫌韓ムードでむしろハマる「美学」
ビジュアル系ロックバンドのメンバーが続々と韓国の新興宗教に入信しているという。情報が入ったものだけでも6バンド計9名が信者でであるらしく、彼らは頻繁に日韓を往復しているというのである。
「中には女性ファンに貢がせた金をそのまま宗教団体に寄付しているのがいますが、ファンと一緒に入信した者もいます」と音楽ライター。
「調べたところ、問題の団体は韓国系のキリスト教から派生した一派で最近、音楽を取り入れたイベントを東京、大阪、福岡など日本でも行なっています。日本で活動する格闘家も信者だそうですが、表向きは文化交流セミナーで宗教色は隠している感じですよ」(前同)
近年、ネット情報だけで「知った気」になる人々が増え、扇動されやすいことから最近の日本では「韓国の反日ニュース」が高アクセスを叩きだしている。その手の憎悪ビジネスも増えているが、実際の世の中はそう単純ではなく、日本好きな韓国人もかなり多い。実際、旅行先人気は日本が1位で、街には日本風居酒屋や日本雑貨店が増加しているし日本語スクールの需要も高く、「将来は日本で就職したい」という者も増えている。しかし、政治対立のニュースだけを見ている層は、そんな話が信じられず「韓国好き・嫌い」の二極化が起こっている。
両極端のためK-POPなど韓国文化にハマる人が、「韓国は素晴らしい」と美容や食品など日常生活も異様に韓国かぶれしているが、一部のビジュアル系バンドのメンバーにもそんな傾向が生まれているのだという。
「10年ぐらい前までは、韓国のビジュアル系は日本のバンドが主導していて、そのファッションを一部のアイドルグループまでもが真似ていたほどでした。そのうちにEVEやROARといった韓国のビジュアル系バンドが出始めると、今度は日本人が韓国バンドのファッションを取り入れる逆転現象が起きて、中にはコリアンタレントにしか見えないようなメンバーもいるんです」(前同)
そういう韓国文化にハマったことがきっかけで、宗教観にも影響を受けるようになったというのだ。
「もともとビジュアル系は、世間の評価とは違う『自分たちにだけ分かる美的感覚』に酔うところがありますからね。一般的なブレイクをするとガッカリするような価値観があって、韓国についても『世間の嫌韓ムード』がむしろ韓国好きを高まらせるのでは」(同)
Leave a Reply