歌も「ざんねん」の声
先日、競馬界の上半期総決算のグランプリレースである宝塚記念が阪神競馬場で行われた。当日のパドック周辺にはこれまでにない異様な光景が広がっていた。
普段の最前列を陣取るような層ではないアラフォー女性の集団が朝から押し寄せていたのである。その熱い視線を向けられていたのが関ジャニだ…
宝塚記念のキャンペーンの一環で、JRAが関ジャニメンバーをイメージキャラクターに起用し、当日レース後にパドックで彼らがトークショーを行ったのである。
「JRAが一般層の客寄せのためタレントを競馬場イベントに招聘するのは良くあることですが、ジャニーズの人気者を起用するのは異例ですね。これまでにも年契のCMに起用した事は何度かありますが……。関ジャニクラスのビッグタレントが宝塚記念のためだけのスポット契約をするのは不自然なので『恐らく次回の年契とセットなのでは?』なんて噂も出ていましたね」(広告代理店関係者)
普段競馬に興味を持たない層が競馬場に訪れるのは関係者にとっては喜ばしい事だろうが、熱心な競馬ファンたちの多くは怒り心頭だったという。
「当日は天気も良く朝からカンカン照り。そのせいか関ジャニファンと見られる女性連中が、邪魔を気にせず日傘をさしてパドック最前列にいたりして、馬の様子を熱心に見ようとしてるファンと軽く小競り合いになっている様子も見られました。ジャニーズファンに競馬マナーを知れ、というのも無理がありますが」(競馬関係者)
そして何より酷かったのが、関ジャニメンバーの村上、横山、錦戸による国歌斉唱。
「周りは『下手すぎ!』と野次ってましたよ(笑)。もし1番歌の上手い渋谷すばる君がいたら全然違ったのでは」(スポーツ紙記者)
ご存知の通り渋谷は年内でグループからの完全脱退とジャニーズ退所が報じられている。しかしまだグループとしての活動期間内の宝塚記念の日だから、なぜイベントに起用しないのか、疑問の声も上がっていたという。
「ここで歌の上手い渋谷が存在感を残してしまうと、歌唱面では他の残ったメンバーが益々弱く見えてしまう。広告契約上の事もあるようですが、事務所の判断で脱退する渋谷に関しては最初から外していた、というふうにも聞いています」(前述関係者)
なんだかなあ。(瀬戸ジーニアス)
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