『めちゃイケ復活!?』なぜマスコミはガセネタに踊らされたのか

『めちゃイケ復活!?』なぜマスコミはガセネタに踊らされたのか-2

数字のとれないフジテレビ……ホントは復活させたい?(公式ホームページより)

『めちゃイケ復活!?』
なぜマスコミはガセネタに踊らされたのか

一気に拡散したワケとは

先日、今年3月に約30年の歴史に幕を閉じた『とんねるずのみなさんのおかげでした』内の後期の名物企画『細かすぎて伝わらないモノマネ』が復活し、特番として放送された。
「事前告知の段階で、石橋はメインで出演するものの、相方の木梨の方は色々とゴネて『出演拒否した』と報じられるなど、やはりあれだけ続いた番組の後継特番ですから、かなりの話題を集めていました。そして視聴率も10.4%と泥舟と言われているフジテレビからすると出色の数字です。早くも、復活第2弾の声もあがっているそう」(バラエティプロデューサー)
その裏でフジテレビには、もう一つ、あの人気長寿番組だった『めちゃイケ』が年末特番で復活するとの怪情報が流れていた。
「一部ネットニュースがスクープと銘打って報じていましたが、見事にガセネタでした。番組トップであるフジテレビの名物演出家・片岡飛鳥氏のツイッターの偽アカウントが、具体的に復活する事をツイート。それが一気に拡散し、裏取りを一切しない媒体が取り上げて、更なる拡散となりました」(スポーツ紙記者)
タイミング的にも『細かすぎて〜』が復活するオフィシャルなニュースに便乗していたのも、ガセネタが拡散された理由となっているようだ。それに対し、フジテレビは相当おかんむりだという。
「その後、また別のネット媒体がフジテレビ広報室に取材して『そのような事実はない』というコメントを取っていましたね。完全に誤報と認め、また番組に関わった放送作家もガセネタへの注意喚起をツイートしていました」(同前)
新番組は軒並み低視聴率。何をやっても上手くいかないフジテレビだが、ネームバリューのある番組を特番で年1回ほど放送していくやり方は、安易に数字を稼げるというもの。実際、『めちゃイケ』復活はあるのだろうか。
「特番としての復活の可能性としては大いにあるでしょうね。早ければ来年、もしくは日本中がお祭りムードになる2020年なんて最適かもしれません。しかし、木梨さんの例もある通り『そんなすぐに復活する位なら番組を終わらせるべきではない』と面白く思わない出演者もいるでしょう。特に岡村さんや加藤さんなどは頑固者ですから、説得にも時間がかかるのでは」(バラエティディレクター)
これまでも取り上げた通り、番組終了後に『めちゃイケ』メンバーはそれぞれの道を歩んでおり、交渉も難航しそうだが……。
「『みなさん〜』のパターンで、まずはメインの岡村隆史(48)の人気企画だった『オファーシリーズ』だけを特番化して復活させるというのは近いうちに考えられるでしょうね。会議の段階では、そういう企画も上がっているはず」(ベテラン放送作家)
数年後の『めちゃイケ』、観てみたいと思うファンは多いはずだ。(瀬戸ジーニアス)

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