橋本環奈だけじゃない…笑えない学園祭激ヤバエピソード
公然わいせつも
大学の学園祭といえば、中学や高校のそれとは規模が段違いで、在学生やその家族のみならず、大勢の来場者が訪れる。しかし“祭り”という非日常では、ハメを外してしまう者が続出するのが世の常だろう。
大学によってはビッグなゲストを目玉として呼ぶことも珍しくないし、例えば今年の11月3日の立教大学の学園祭では、放送研究会が女優の橋本環奈をトークショーに招いていた。
このトークショーは太っ腹なことに「観覧無料」だったものの、会場は野外の特設ステージであり、当然ながら収容人数は限られる。そのため、観覧できるのは「当日先着順」となっていたが、これがマズかった。
整列場所には案の定、橋本環奈を一目見ようという観客が集まり過ぎてしまい、将棋倒しで複数名のケガ人が出るほどのパニックに。警察の指導も入ってイベントは中止となり、学生主体の運営には限界があるということが浮き彫りとなった形だ。
続いては2002年、桜美林大学の学園祭に登場したお笑いコンビ・極楽とんぼの“珍”エピソードを取り上げよう。ボケ担当の山本圭壱が、ラジオ番組の企画で包茎手術を受けたという話をしたところ、観客がヒートアップ。「脱げ」コールが湧き起こった。
これを受け、ツッコミ担当の加藤浩次も「見せてみろよ」と悪ノリに加担。山本が本当にパンツを脱いでみせた結果、誰かに通報されてしまい、山本は公然わいせつ、加藤は公然わいせつ強要の疑いで、それぞれ書類送検になってしまったのだ。
二人とも不起訴処分で済んだとはいえ、彼らはNHKの教育番組『天才てれびくんワイド』の司会から降ろされるなど、散々な目に。観客の期待に応えようとするお笑い精神が裏目に出てしまったといえるが、学園祭での“ご開帳”はさすがに場違いだったか。
また、学園祭では学生たちが趣向を凝らした模擬店も見どころだが、2008年には名古屋大学で数十人もの集団食中毒が発生し、「毒クレープ事件」と語り継がれている。
主な原因は、模擬店で提供されたクレープに、前の日に作り置きしておいた生地が使われていたこと。しかも、この模擬店を出していたのは医学部の学生たちだったというのが皮肉な話だ。彼らは食の安全や人の命を、何だと思っていたのだろう。
HKT48の指原莉乃も、学園祭に出演したAKBグループのメンバーは、浮かれた学生たちのヤジにダメージを受けることが少なくないと語っている。誰もが手放しで楽しめる学園祭など、所詮は夢物語でしかない?
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